コピーライティング悪魔の説得技法 野口悠紀雄氏のライティング作法

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蒼井です。

この前のプレゼンで使って成功した、
“悪魔の説得技法”のご紹介。

悪魔の説得技法といっても、わけのわからない高額な情報教材なんかではなくって、
「超整理法」、「超整理手帳」で有名な野口悠紀雄教授の本。

「超説得法」

ライティングやチカラ、説得の技法、
文章やメッセージで使える武器をいくつか持つことは、
身を助けます。

ほんまに。

今日はこの本で得た具体的な手法を2つだけ紹介。
明日からすぐにでも使えます。
明日からと言わず今からのブログにでもどうぞ。

1.エピグラフ
2.バーナム・ステイトメント

まず、ひとつ目、エピグラフの活用成果について。

年度替り、5月始め、
諸々たくさんのプレゼンテーションがありました。
リアルビジネスの方でね。

1週間、ほぼ毎日企画書の締め切りがあって、
その翌週はほぼ毎日、その企画に対してのプレゼンテーションが、ある。
そんな時期がつい先週まで続いた。

その中のひとつ、
フィニッシュ直前に、企画を仕上げるブレーンから上がってきた内容がどうやっても、
げせん。

銭にならない=勝てない。
どうしようもなく、ダメ。

提出前日から、大幅にテコ入れ。
持ってるもの、ストックしている情報や
EVERNOTEに打ち込んでいる新聞記事のキャプチャー画像から、
いろんな形式でそのままろくにタグもつけずに保存している各種データを検索して引っ張り出してなんとか裏づけ補強を加えたり、
新しいコンセプトをムリくり開発したり・・・・・・

それでもまだ、不足していたので、
野口教授曰くの「魔女の方法」を借りました。

”権威を借りる”

賢者の言葉を借りることで、
企画書のステージ、権威性をあげようと考えたわけです。

著名人の文章や言葉の引用。
これがエピグラフ。

よくあるじゃないですか。

フランス文学者の言葉や
詩人、哲学者の言葉を本の章のはじめに配する。

例えば、こんなエピグラフ。
 

「なにをもって憶えられたいですか」   ピーター・ドラッガー

これ、いろんなところで使えます。
広告屋は、ブランディングのプレゼンテーションの一番最初のスライドに、使えます。
私も実際に何度か使った。
お得意先や案件を変えて、いろいろ使ってる(これ、結構強力)。
出典は「もしドラ」。
あの本からこのメッセージの使い方が学べた。
それだけで十分な収穫。

広告屋に限らず、
なにかことを起こす、
社内プロジェクトの企画書の冒頭でも、使えます。

結局、冒頭の締め切り直前ダメ企画書には、
あるエピグラフを加えることで、勝てた。
思惑通り。
してやったり。

快感。
こういう時、マーケター冥利に尽きるのです。

だからこのエピグラフ・プレゼン、今私のマイブーム。
(実際使ったエピグラフと企画書をテンプレート化しますね。
もちろん、案件がわからないように。こういうのをうまく活用して、リアル
ビジネス加速してください。
コミュニティの方に近々にアップしときます。)

次にふたつ目の、バーナム・ステイトメント(誰にでも当てはまる命題)。

これはね、占い師の技術。
「誰にでも当てはまること」を言って、その後の話を信じ込ませる。

「あなたは能力があるのに、周りの人がそれをわかっていない」

これって誰もが言われたがっている“究極の殺し文句”。
相手の関心を引くために、この一撃はとても有効なのです。

野口氏は“魔女の方法”という紹介をされています。
まあ、それぐらい効果的だということ。

野口氏がこのようなちょっとブラック的な方法を説得技法として整理したのは
どうしてもちゃんと、伝えたいことがあるから。

とにかく、今は情報量が増えた。
個人の発信する情報なんて、
砂漠の砂の一粒ぐらいになってしまって、
どうやってそこにたどり着いていただけるか?

これはもはや至難の技。
さらにそこからnot readの壁を越えさせるためには?

ちゃんと伝えるためにはある種の技法がある。
悪魔のチカラを借りれば良いわけ。

「あなたは能力があるのに、周りの人がそれをわかっていない」
まずこの趣旨の内容を最初に伝えて、
聞く耳を持たせる。
興味を引かせる。

これが「バーナム・ステイトメント」。

そのほかにもnot readの壁を越えるための様々なテクニックが紹介されています。

例えば、
山中教授の iPS細胞。
最初のiだけ小文字になっている。
IPS細胞だと硬苦しい。
みんなに広く知ってもらって、親しみを持ってもらえるために
iPod、iPhoneにちなんでiPS細胞と命名した。
この「一文字」で非専門家も含む、多くのひとの心をつかむことができたわけです。

ネーミングの大切さ。

世紀の大発見でさえ、そんな工夫をするのです。
ましてや私たちが発信する情報であればなおさらのこと。

野口先生がいう、ここに紹介されている悪魔の方法、魔女の方法をどんどんかりましょう。

この「超説得法」(野口悠紀雄)を教科書に
ライティングのミニ講座をやりたい。

「使えるプレゼンテーション・テクニック」。
「使えるライティング2015」とか。

本質まで理解して抽象化すれば、
いろんなケースで使える。
ブログコンテンツ、ランディングページ作成、日々のプレゼン、営業トーク・・・・・

普段講師もやってるからセミナーなら今、すぐにでもできるんだけど。
少なくとも高いだけでパッチワーク的な知識のコラージュの「扇◯マーケティング」なんかより、よっぽど良いものが作れる(しかしあれはちょっとひどいなぁ)。

講座にしたらある程度のコンテンツを整理しなきゃならないので時間がかかけど、
気が向いて時間が取れたら、
ちゃんと整理してみます。

教科書はこれ。

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