企画術 ヒット量産「億男」映画プロデューサー川村元気氏から盗むコンテンツメイクのノウハウ)

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「電車男」「告白」「悪人」「モテキ」「おおかみこどもの雨と雪」等のプロデューサーで、
初小説「世界から猫が消えたなら」が、
70万部突破の大ベストセラーとなったマルチタレント、
川村元気氏の“企画作法”を聞きました。

気づきと企画作法を整理したのでみんなにシェアリングしますね。

蒼井です。
昨日は慶應丸の内シティキャンパス主催の夕学五十講に参戦。

「企画における発見と発明」というタイトルで、
映画も作るし、小説も書いている、ヒット作量産川村元気氏の企画術。

最近はガチにマーケティングや戦略コンサルタントの話よりも、
こういった芸術系の人やお茶の先生、お坊さんなんかの話のほうが
よっぽどビジネスに応用できるヒントがあると、
直感的にビンビン感じています。

今日もお役に立てるコンテンツになれば、
どうぞご自由に持って行ってくださいな。
どうぞシェアリング。

今日のブログではまず2つだけお伝え。

1.やっぱり3というカテゴリー分けは黄金率
2.川村元気氏から盗んだ企画の作法、企画の型

では早速。

1.やっぱり3というカテゴリー分けは黄金率

これは川村氏の映画作りを3つに分けた説明がとってもわかりやすかったので。

映画プロデューサーってやることは3つ。
・素材を見つけて(原作やネタの発見)
・料理をして(スタッフィング、キャスティングを決めて撮影)
・盛り付ける(宣伝)

この三位一体、トリニティ、
この組み合わせで映画は一著上がり。
これがプロデューサーの仕事っていうわけです。

三位一体は黄金律。

プレゼンでも、スピーチでも、ブログ書くときの内容や、論理の骨子の構成でも、使える黄金律。

「今日お伝えしたいことは3点あります」
「構成する要素は3つです」
「売り手よし、買い手よし、世間よし」

まずはもって、3という区切りで分けとくと、良い。
(ついでに中沢新一氏の「トリニティ」っていう本も超面白い。
父と子と精霊。
まさしく三位一体、トリニティで世の中の構造を全て説明してしまう。
これについ、て深くてビジネスに役立つ知見にあふれてるので、また改めてシェアリングします。)

2.川村元気氏から盗んだ企画の作法、企画の型

【発見】×【発明】の組み合わせ

発見は日常からの気づき。
普段の何気ない暮らしの中での、気づき
=違和感を感じるもの
=ん?と感じるものを
=「違和感ボックス」に放り込んでおく

ここが発見のネタをためておく場所になるわけです。

それからその上に
発明というレイヤーを重ね合わせていく。
(ここでのレイヤーってのは“積み上げていく要素”という解釈でよいと思います)

ちょと抽象的すぎるので、
具体的なケースで見てみましょう。

例えば70万部、大ヒットした処女小説『世界から猫が消えたなら』。
これを、【発見】×【発明】の川村式企画法で、企画手順を整理してみましょう。
(若干蒼井解釈を付加してわかりやすく)

まず【発見】のフェーズ(これは“気づき”に近いニュアンス)

1)小説と映画の違いの強調「小説でしかできないことがある」

メディアの表現のちがいの可能性
小説でしかできないストーリーテリングがあるはず
・・・そんなことに気づいた。

2)携帯電話を落とした時の出来事「失うことで気づく価値」

全ての記憶をスマホに預けている怖さ
と同時に、スマホをいじれないから電車の窓の外の虹の美しさにきづいた
→スマホを失うことで気づいたことがある
→「失うことで気づく価値」というものがある、ことの発見

3)映画編集時の気づき「捨てること」

甲乙捨てがたい案、2〜3案良いものが上がってても、選ばねばならん
→どれかを捨てなければならない、捨てることで輝くものがある。

そんな気づきの要素を3つ重ねてみたわけです。

続いて【発明】のフェーズ(これは気づきに一捻りを加える“創意工夫”に近いニュアンス)

1)「創世記」を逆回転させるコンセプト

たとえば、聖書を逆にしてみたら(つまり世界を消していく)
世界を作るのとは逆張り→どんどん世界を消していくと言う発想

2)小説でしか表現できない世界があるはず

映像ではどうやっても表現できない世界を描く

3)矛盾の同居

小説でしか描かないけど、映画的要素(映画的な見せ方)を加える
相反する矛盾を内部に包括する、止揚=アウフヘーベンやね。

この

【発見】3つの積み重ねる要素(3レイヤー)・・・・・気づき
× (掛け合わせて)
【発明】3つの積み重ねる要素(3レイヤー)・・・・・工夫

で企画をつくる。

これが川村元気氏の企画のひな形(フォーミュラ)。

このフレームは、もうちょっとわかりやすく
コンテンツ作ったり、新しい企画を出すときに使いやすいようにアレンジしてみた。

例えばこんな感じ。

企画発想の作法として、一言で言うと、

「3つの気づきに、3つの工夫を重ねてみよう」

こんな風な自問自答の型(フォーミュラ)。

そして、以下の枠を埋めてみよう

気づき(発見)
1.
2.
3.

工夫(発明)
1.
2.
3.

これが新しい企画の孵卵器

う~んちょっとまだ抽象的か?

しかしどう?つかえそう?

企画業の方は、使い方をぜひ一緒に考えてください。
(気軽にお問い合わせも大歓迎。)

個人的には
ヒットの仕掛けとして質問タイムに
「集団的無意識を捉える」に興味があったけど
それは次回のブログでさらにドリルダウン。

ということで。
今日は中締め。

O.K. Fine!

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