
ネットビジネスではコピーライティング、文章作成の技術は不可避です。あなたの想いや売りたい商品の魅力を掛け値なしに伝えるブログやメールマガジンの基本的なコンテンツは文章です。
最近は動画や音声を利用することも増えてきましたが、基本は文章を書くことに始まり、文章で伝えることに終わります。
ネットビジネスで文章を書くことからは逃れることはできませんが、その出来映えは何もコピーライターや作家のような流暢な文章を書く必要はありません。
わかり易く、読んでいる方に伝わる丁寧な文章が書ければ、それで大丈夫です。
おはようございます。 蒼井です。
ある程度、ブログになれた方や現在の仕事のなかで文章を書くことを常に行なっている方は、基本的なライティングのスキルは整っているはずです。
普通のブログ、わかり易く、読んでいる方に伝わるブログが書けるようになると、次のステップとして、商売としてのコピーライティングのテクニックを磨いていくことになります。
ビジネスとしてアフィリエイトを行なう場合、やはりお客さまにお買い上げいただかなければ商いにはなりません。
そのためのコピーライティングのテクニックは大きな武器になります。
アフィリエイトという商いの世界では、コピーライティングと言えば、購買を煽る、アジテーション・スキルと認識されているきらいがあります。
しかし本当のコピーライティングとは、お客さまの視点、お客さまの立場にたって、お客さまの悩みや解決策を提供する文章術、テクニックであると認識すべきです。
私たちがコピーライティングで得るものは、お客さまの理解と共感であって、その結果として商品を買い上げいただき、喜んでいただく。
そしてそれがお客さまとの長い関係の始まりとなるわけです。
単なる上っ面のテクニック、注文を加速させるためのギミックにとんだ文章術として捉えるのではなく、あくまでもお客さま起点で学ぶ必要があります。
その視点で学ぶことができればこそ、コピーライティングは本当に最強の武器になります。
ただしこれはある程度文章が書ける下地が整ってから学んだ方が、より効果的です。
宣伝会議(という広告業界の人材を養成する会社)が主催するプロのコピーライター養成講座に学生時代にかよっていた私の後輩がいます。彼は学生時代からコピーライターになりたくて半年間の講座に通いました(残念ながらまだコピーライターとしての職務のチャンスは得ていませんが)。
学生という環境は広告やプロモーションの現場にはかなり距離があります。コピーライティングの必要性やその役割を理解するには、学生の立場ではまだまだリアリティが薄い。
逆にある程度現場の経験があって、お得意先から無理難題や、何度も書き直しを求められた経験をしている。
そして自分なりの課題や悩みをもってその解決手段を得るという姿勢で学んだ方が、吸収も早く、実践レベルとして成長するスピードも早いのです。
これと同じで、ある程度、普通の文章が書けるようになってから、文章づくりの下地が整ってからセースル用のライティングテクニックを学ぶ方が効果的です。
わかりやすく、基礎的な文章が書けるようになってから、テクニカルな文章術、コピーライティング術を学ぶ。この流れを踏むことをお奨めします。
私の場合、とにかく文章が回りくどく、固くなりがちでした(今でも若干そんな感じがあります)。ブログの文章はガチガチで、論文の下書きのようなモノになっていました。いろいろライティングテクニックの書籍や教材も購入しました。
しかしながら、セールス用のコピーライティングは上っ面のギミック、テクニック的なものが多く、真似だけでは付け鋼的で薄っぺらい文章にしかなりません。
そんな時、ある企業への取材インタビューに同席した知り合いのライターにわかりやすい文章の書き方について教えてもらいました。
なにもかっこいい文章を書こうと思う必要はない。自分のコトバで語るのが一番なのだと教えてくれました。
そしてライターを生業としている彼が『バイブルです』と、ある本を紹介してくれました。
テクニックよりも心構えが書かれた本です。
文章を書くことの志、本質的な考え方だけわかれば、うわべのテクニックを学ばなくとも文章力は必然的に高まるということを知りました。私もこの本はバイブルです。1ヶ月間毎日鞄の中に入れて折り目と線を引いて何度も読みかえしました。
コピーライティングのテクニックで素晴らしい教材がありますが、その効果を何倍にも高めるためにはファウンデーション、下地づくりが大切です。文書を書くということの意味、その下地を整える本です。
ブログの文章に自信がない、これからネットビジネス、アフィリエイトビジネスを始めるための基礎スキルとしての文章術を学ぶ本としてお奨めです。
文章には慣れた方も、再度自分の文章がわかりやすいだろうかと見直す機会となります。もちろん現在の本業でも、報告書や企画書などの文章がとてもわかりやすなります。
厳選したコピーライティングの書籍や情報商材は追ってご紹介しますが、まずはこの本で自分の文体の基礎をつくってみてください。字も大きく、優しい文章なのでそれだけでも自分の文体に活かせそうです。
最後まで読んでいただいたあなたのセンスは、きっといかしています。
ありがとうございます。