
そもそもアフィリエイトビジネスとは何なのか?
(現在私は、アフィリエイトを自分ビジネスとしてはおすすめしていません。)
今日はその仕組みについてお話ししたいと思います。
こんばんは、蒼井です。
アフィリエイトというのは、
ものすごく簡単に(とても乱暴ですが)一言で言うと、
広告代理業の一種です。
“個人で営む広告代理店”のようなもの。
世間一般の広告代理店は、 企業から予算を預かって、
タレントや写真を使って広告を制作し、
テレビで流したり、新聞、Webメディアに掲載します。
その際広告代理店は、広告の制作費に加えて、
テレビ局や新聞社から広告料の15〜20%を手数料としてキックバックしても貰います。
例えば企業が5,000万円のテレビCMを打った場合、
1,000万円の手数料をテレビ局から頂くわけです。
これが広告会社の大きな収益源になります。
このモデルの特徴は、 広告で知らせた商品が売れようが売れまいが、
広告会社には手数料が入ってきます。
広告を出す企業に商品が売れないというリスクは有りますが、
広告代理店は広告の成果のいかんにかかわらず、
広告費はちゃんともらいます。
成果にコミットメントしないので、リスクはゼロです。
売れなくてもお金は貰える。
しかし裏を返せば、どんなにたくさん売れても、広告費は同じ。
これがリアルな広告代理店のビジネスモデルです。
一方アフィリエイトという“個人広告代理店”の場合は、
広告する(これ、良いのでどうぞ。とみんなにお知らせ、推奨する)、
その結果、その商品が売れて初めて報酬を手にすることができます。
極めて健全でオネスティ。 結果がすべて。
成果にコミットメントするわけです。
売れなければお金は入りません。
しかし、 売れたら売れた分だけ報酬が増える。
これが成果報酬型のアフィリエイトモデルです。
もう一つ、ブログやサイトでの広告がクリックされることでグーグルから報酬が貰えるタイプ。
クリック課金型のアフィリエイトモデルです。
“広告代理業”としてのアフィリエイトはこの 前者の成果報酬型と、
後者のリクック課金型の大きく2種類に分けられます。
いずれの場合も、商品やサービスをお知らせ、
推奨するメディア(媒体)が必要になります。
昔は新聞やテレビなど広告代理店でしか取り扱いができませんでしたが、
今は個人が情報を発信するメディアを持つことができる時代。
個人のブログやメールマガジン、ツイッターなどのSNSがそのメディア(媒体)になるわけです。
自分のメディア(媒体)で商品やサービスをお知らせして、
自分のブログやメールマガジンを通じて知り、
買って頂くと報酬が貰える仕組みです。
この商品の販売主と、代理業(アフィリエーターと言います)との間を
仲介するのがASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)です。
広告すると言っても、グラフィック的にきれいな広告を作るわけではありません。
SPから提供されるバナー広告やリンクテキストを
自分のブログやメールマガジンに貼り付けていくだけです。
そして自分のブログやメルマガを通じて、
お薦めした商品の申し込みが入れば報酬が増え、
ASPから成果報酬として支払われるわけです。
これがアフィリエイトの基本的な流れになります。
個人で広告代理店を営むようなもの。
それも成果があって初めて利益になる、
極めて自然で正直なビジネスモデル。
私が社会に出た頃、入社した広告会社は人気企業で、
ちょっとセンスやチカラ、
お得意先と強いパイプのある人は独立して、
広告会社を始められた方が多くいました。
その後ビジネスを拡大した先輩もいれば、
サラリーマンに戻った人もいます。 (
営業が苦手な私はとても独立なんて考えるような状況ではありませんでした。)
しかし、個人でメディア(媒体)持つことができ、
個人で広告をすることで収益が上がるアフィリエイトは、
自分が広告代理店を経営しているようなものです。
素敵だと思いませんか?
“自分で広告代理店を経営する”ということ。
夜や休日は広告代理店という自分のビジネスを走らせている。
そんな視点でアフィリエイトビジネスを捉えるのが、
一番わかりわすいと思います。
シンプルに捉えて、気楽にはじめていきましょう。
ただし、取組むジャンルは伸長にお選びください。
マーケティングのモデルとしては完成度は高いのですが、
人を煽ったり、
誇張した記事で誘導していくのは止めておきましょう。
最後まで読んでいただいたあなたのセンスは、
きっといかしています。
ありがとうございます。