ピータードラッガーのパラレルキャリア実践 

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東京大学大学院 柳川範之教授の
慶應MCCでの「40歳からの会社に頼らない働き方」についての
講義録メモをもとに副業、「パラレル・キャリア」について考えていきます。
柳川氏の当日のお話しに蒼井が補足をおこなっていきます。
(前回の続きになります)

こんばんは。蒼井です。

前回を少しおさらいしますね。

成功には2つのパターンがあります。


1.もともと絶対的な能力が高いタイプ
2.リスクを避けるタイプ (リスクを分散しておくタイプ)

 

1は天才的なスターにまかせておきましょう。

私たちが(少なくとも私が)取り組めるのは
2のリスクを分散して、成功を目指すタイプです。

先行きが見えなくて不安なくせに、
社内規則でしかない副業禁止にびびって
本当に自分を守る可能性を放棄してしまうという意思決定が
本当に正しいか?

正しいわけはないですよね。


企業はリスク回避のために、
複数の選択オプションを持つことは戦略的意思決定の常套です。

 

当然個人もまったく同じで、
リスクを避けるために、戦略的に複数の選択オプションを保つ必要があります。

 

収入を一つに絞らないで副業を持つ。
ピーター・ドラッガーの言う『パラレル・キャリア』の実践です。

自分に責任を持ち、特定の組織に依存しない。
そして、自分のキャリアは自分で決める。

 

いきなり今の会社を飛び出すのではなく、
「副業」として取り組む。
本業を持ちながらサブとして取り組む、
収入の選択オプションを増やすということです。

 

その手段として「バーチャルカンパニー」をつくるのだと、
柳川氏は説きます。

 

「バーチャルカンパニー」というのは
何も法人格をもった組織を作ろうという意味ではありません。

少しずつ複数の仕事をはじめる
そして「パラレル・キャリア」を実践する枠組み、
複数の顔を持つためのフォーメーションを整えるという意味です。

そのための副業、フォーメーションを、
本業が(かろうじて)上手くいっているうちに、
走らせ始めておきましょうという提案です。


近い将来、日本人の働き方は
複数の仕事を持つ
「パラレル・キャリア」がスタンダードになります。
必ず、そうなります。

 

だから今のうち、私たちは先行しておきましょう。

まさか年金なんて期待していないですよね。
きっと、多分、maybe、
私たちは75歳すぎないともらえないわけです。
そんなもん期待しないで、現役で稼ぎ続ける。
それぐらいの気概が必要になります。

 

「パラレル・キャリア」を実践することで、
いくつになっても、一つの会社に縛られずに働ける。
いくつになっても、新たな能力開発、
教育を受ける機会が、今の会社以外のところで確保されている。
いくつになっても、様々なチャレンジができる。
いくつになっても、能力、技能、
そして年齢に合った働き方、場所を見つけることが可能になるのです。

 

この話は一研究員が一ブログで叫んでいるだけではありません。

柳川氏は国家戦略会議フロンティア分科会という
将来の日本の方向性を考えるメンバーにも加わり発言されています。

<フロンティア分科会報告書>
あらゆる力を発露し
創造的結合で新たな価値を生み出す
「共創の国」づくり

今後国家レベルで「パラレル・キャリア」は推奨されていくでしょう。


このように副業がやりやすくなることは同時に、
私たちに完全な自己依存型の働き方を請うわけです。
すなわち終身雇用、年功序列は完全に幻想になる。

 

柳川氏は続けます。

そうなった時に慌てないためにも今から
仲間を作ろう。
自分の能力や市場性を客観的に考えて、
自分に欠けているスキルを補ってくれる仲間見つける。
仲間で組んだチームを会社に見立てて
「バーチャル・カンパニー」として活動し、
最終的にはリアルな組織として起業を目指しても良い。

その仲間はリアルでもバーチャルでも良い。

ネットでもしっかり見極めると、
一生のメンターになる出会いもあります。
(本当にやさしい人を探すことです。人の魅力はやさしさ、これに尽きます。)

 

とにかくこれからはキャリアを一つに絞らない

たとえ40代 50代になったとしても
まだまだチャンスはいっぱいあるわけで、
決して先が見えたなんて思わないこと。

今の会社の価値基準を一度リセットしてみよう。
社外でも通用するスキルを磨こう。
会社が潰れても生きていけるスキルを身につける。

そのためにもバーチャルカンパニーで副業を積極的に行おう!
全てのエネルギー、特に時間を今の会社だけに注ぎ込むのはよしましょう。

 

ということで、
「パラレル・キャリア」づくりの選択オプションとして
いろいろシンクタンク的な目線と作法で研究した結果
ネットビジネスという選択肢を、私は選んだわけです。

 

その具体的方法についてこれからわかりやすくブログで紹介をいたします。
それが本ブログのそもそもの目的、使命ですし。

柳川氏の90分の公演メモはまだ続きます。
ご紹介したい知見がたくさんあるので、
追々、テーマを絞ってご紹介していきます。

 

最後まで読んでいただいた方は、きっといかしたセンスをお持ちです。
ありがとうございます。

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