ライティングスキルアップ?「あぁ、悪いことをしてしまった!」感性の磨き方

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今回はマーケティングやコピーライティングの基礎というか
土台となる感性の鍛え方(ファウンデーション・スキル)についてお話したいと思います。

こんばんは。蒼井です。

「あー、悪いことをしてしまった」

後悔の念が先にたちました。
先日の午後、本業での出来事です。

納期ギリギリで調査の報告書を仕上げている最中に、
たまたまとった電話が、オフィス用品のダイレクト販売の電話でした。

事前に電話をして、
承諾(パーミション)のあった事務所にだけ、
後から分厚いオフィス用品のカタログを送付する。
(いきなり送るよりも許諾を得ることでロスを減らす、見込み客の確度をあげるわけです。)

カタログが届いてしばらくしてから
再度電話をして、受注を仰ぐ。
そんなオフィス用品販売のビジネスモデルです。

その最初の電話、
「カタログを発送してもよいでしょうか?」という電話でした。

30〜40代女性の方です。
「オフィス用品の〜」という一声を聞いた瞬間私は速攻で、
「間に合ってますので要りません」とお答えしてしまいました。

彼女は特に粘ることなく素直に、
「そうですね、ありがとうございました。失礼いたしました。」と
静かに電話をおかれました。

私はその電話を秒殺してしまいました。

その電話を切った瞬間、
「あぁ、悪いことをしてしまった」と後悔の念が生まれ、
少しいろいろ考えてしまいました。

オフィス用品のアウトバウンド電話(一方的にかける電話)は
典型的な土足マーケティング。

仕事中に一方的にかかってくる、
自分の時簡に勝手に割り込むわけです。
(だから断って当然なのです)

おまけにオフィス用品の購入先なんて
ほぼ、決まっているのがほとんど。
そこにあとから入り込むには、なかなか大変です。

だから最初のアウトバウンド電話は、
無下に断られることが大前提。

要りません。」と、がちゃん!と切られることも多いと思います。
きっと精神的にもしんどいものでしょう。

私は仕事としてその電話をかける彼女のことを考えてしまいました。

何がきっかけで彼女がその仕事を選んだのか・・・・・
ここから先は全くの想像でしかありません。

想像というよりもむしろ妄想に近い。
というよりも完全な妄想です。

彼女にもきっと、守る家庭があるのでしょう。
(たぶん)共働きで小学生の子どもがいて、
子どもはお母さんが帰ってくるのを楽しみにしている。
彼女は仕事が終わって、夕ご飯の食材を買って家に帰る。
そして仕事の疲れをとる暇もなく夕ご飯をつくり始める。
子どもはその傍らで学校であったことを彼女に話す・・・

あるいは共働きではなく、離婚した直後で、
自ら収入を得る必要があるのかもしれません。
わかりません。

私の全くの想像、妄想でしかないので・・・

そんな彼女のバックグランド、
おかれた背景を(勝手に一方的に)想像すると胸が痛みました。

幸せな家庭を維持するために毎日がんばるお母さん・・・
そんながんばるお母さんの、
その仕事の電話を無下に断った私・・・

仕事だから仕方ない
そう考えるのが当然なのでしょう。
(普通はそれで良いのです。)

しかし彼女を
「忙しいときに電話をかけてきたコールセンターの迷惑な女性スタッフ」
ではなく
「子供のためにがんばるお母さん」
と(彼女のバックグランド、環境を勝手に想像して)捉えた場合、
とても胸が痛むのです。

いずれにしても、
私が無下に電話を断った(想像上では)そのお母さんも
その仕事
=コールセンターで成熟しきったオフィス用品の
カタログ送付の電話を朝から晩までかけまくる=

そんな仕事を、やりたいからしているわけではありません。

その仕事も家族との幸せな営みを維持するための
収入を得るためのただの手段にしかすぎません。

彼女がその仕事を選んだ経緯はいろいろあるでしょう。

きっと大変な仕事です。
でも(あくまでも想像ですが)家族の為にがんばるお母さん。

がんばって欲しいと思います。


想いを馳せる。
想像してみること。
別の角度で捉えて想像してみること。

多面的に捉えてみる。
ある立場の人の
バックグランドまで想像してみることで、

物事に気づくチカラとか
感度は豊かになります。

そんな些細なことから
新たに気づく気持ちを
ぜひ大切にしていただきたい思います。

マーケティングやコピーライティングのベースに宿る感性は
そんなこころの奥の柔らかいところを
いかに豊かに磨いたかによって育まれます。


私はビジネス、商いを行うためには
マーケティングのスキルや
ライティングのスキルよりもその前に
人のこころがわかる優しさが、
大前提、ベースに必要だと思います。

だから毎日の何気ない一本の電話、
そこでの偶然的な接触
(きっともう二度と彼女の声を聞くことはないでしょう)
その相手の環境を、(妄想的に)想像すること。

そんなことを日々のできごとでやってみると、
感性の土台を築いていくことができます。


そこから生まれるマーケティングのアイデアや
文章(コピーライティング)は、
あなただけの特別なチカラを発するものになります。

気づくチカラ、感度が高まれば、
ビジネスのチャンスはいくらでも生まれます。

一本の電話から鍛える感性の土台(ファウンデーション)。
そんな話でした。

お役に立てばうれしいです。

最後まで読んでいただいたあなたは、きっといかしたセンスをお持ちです。
ありがとうございます。

【追伸】

この気づくチカラ、感性を磨くことの
いろいろな参考図書はあるのですが
今日は即戦力的な本を紹介します。

阪本啓一さんという私の心の師匠です。
ご興味あれば読んでみてください。
ブログネタのベース、原石になります。

人によっては今日のような感覚を
長期的に磨くには
村上春樹氏の小説もいいかもしれません。

シニカルな主人公の目線は、応用できそうです。

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