
副業のニーズについて調べたデータをご紹介します。
こんばんは。
蒼井です。
私の本業はシンクタンクの研究員です。
いろいろな調査をして、最適な解決策をご提案したり、
問題点を発見して先手の必要性をお伝えしたりする仕事です。
今日はそんな本業のノウハウを副業のニーズについてサクッと調べてみました。
最近は様々な調査結果のサマリー(要約版)がネット上にアップされています。
そんな調査をいくつかひらってみるだけでも
ある程度のニーズの把握は可能です。
例えば「副業」についての意識であれば、
主婦対象に限った調査データなのですが、
下記のものが参考になります。
※出典はこちらです。~ 副業が女性の人生をより豊かにする!~ ケイコとマナブ「副業・プチ開業に関するアンケート」結果発表!
まず副業への関心度。
副業をしていない人の92.2%が副業に興味がある、
もしくはやってみたいと回答しています。
副業の内容の定義、目指す収入の程度の差こそあれ、
非常にニーズが高いと読んでよいでしょう。
そんなニーズが高いと思われる副業ですが、
なかなか最初の一歩が踏み出せない理由は、
「スキルがない」「余裕がない」という回答が多くみられます。
特に3人にひとりは「スキルや資格がなく、好きなことを仕事にする自信がない」と答えています。
時間の確保と、何を副業とするか?
主婦向けに副業を提案するにあたっては、
なんとなくそこにヒントがありそうですね。
だから、
「わずかな時間で誰でもできる!」と訴求すれば、
彼女たちの問題点をクリアできるはずだ。
往々にして、短絡的にそう考えがちなのです。
実際ネットビジネスのセールスシートをみると
「一日少しだけ、誰でも稼げる画期的な手法!」などとうたう教材がたくさん出回るわけです。
ここで少しだけ深く考えてみましょう。
確かに回答者は、
「時間がない。自分にはスキルがない。」
ということを言っています。
しかし、「そんな都合の良い条件を満たす副業がある。」
と思っている人がどれだけいるかはこのデータからは読み取れません。
副業にはある程度の時間を裂くことが必要だ。
または何らかのスキルや努力をしなければ・・・・・。
と思っている主婦の方が大半、普通の感覚だと思います。
判断基準が、
時間とスキルしかない。
そんな状況のなかで
私たちに必要な考え方は、
既存の判断基準を超えた視点からの提案です。
時間やスキルが副業の足かせになっているのであれば、
それらの概念を飛び越える判断基準を提供すること。
スキルや時間で勝負するのではなく、
彼女たちもまだ気づいていない価値や視点で、
副業の必要性やニーズを説く。
時間とスキル以外に判断できる基準や価値を提供してあげるわけです。
それはやらないことで失う機会であったり、
やることで防げる危機であったり、
やることで得られるメリットであったりするわけです。
自分の判断基準以外のものを与えることがポイントです。
例えば、
○○のイタリアンレストランにいってみたい。
と、彼女の行きたいところに連れて行ってあげるよりも、
彼女が名前すら知らない初めてのイタリアンレストランへ連れて行ってあげる方が
よっぽどセクシーなのです。
副業のニーズを探るのも、
このようにネットのデータがたくさんあるので参考になります。
そしてそれをどう読み取るか。
読み取ってどれだけ大胆な仮説(発想)がつくれるか?
そしてその仮説(発想)をブログやメールマガジンに落とし込んでいく。
ネットデータの活用のコツです。
このようなプチリサーチは、
ネットでのオープン調査結果とあわせて、
周りの友達や会社の同僚に直接聞くのも手です。
3人〜5人程度でも、直接聞くことで得られる情報は非常に価値があります。
私もしょっちゅう、周りに聞きます。
迷ったら、ターゲットと被る人に直接聞いてみる。
お金をかけずに十分調査ができます。
ぜひ、お試しください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
【追伸】
調査データをネット上で見つける場合は、検索エンジンに
に打ち込むとたくさん出てきます。
ブログネタなどにお役立てくださいね。
【追伸2】
マクドナルでもお客さまにアンケートをすると、
女性はコールスローやサラダのニーズがとても高い。
だから商品化したけど、思ったほど女性には売れませんでした。
むしろ、クオーターパウンダーのほうが女性には売れたそうです。
なぜでしょう?