コピーライティング

超私的なことほど、刺さる。伝わりやすい。~ライティングのコツ~

読み手の心に刺さる、ライティングのコツ。

こんにちは。
平和主義者で戦争反対の蒼井です。

師走の12月19日(土曜日)の夜、NHKでふと見た番組から、
ライティングのコツをお伝えしたいと思います。
お伝えしたいのは
”極私的なことこそ、広く深く伝わるのだ。”
ということです。

では、始めますね。

 

細部にこだわると、心打たれる。

放送されていたのは、

「山田洋次×美輪明宏×二宮和也 未来のために」
という番組。
ご覧になられかたもいらっしゃると思います。

「母と暮らせば」の映画に係る山田監督、主演の二宮くん、
そして三輪さんとの戦争をテーマにした対談です。

三輪さんは80歳!知らなかった(笑)

番組の中でのことの起こり(と言っても私が注力したい点)は
三輪さんの10歳のころの思い出。

サンちゃんの出征。
出征する汽車の中から敬礼をするサンちゃんが最後に見たのは、
非国民とののしられ、突き飛ばされて頭をぶつけられて血を流す母の姿。

汽車が出発する直前に母はサンちゃんを力いっぱい抱きしめて、
「絶対に生きて帰ってこいよ!」叫んだ。
生きて帰ることを願い、最後まで息子にしがみ付く母親を見た憲兵隊は
二人を力ずくで引き離し、罵詈雑言を浴びせて、突き飛ばした。

振り返ってサンちゃんを見送るその母の額は割れ血が流れて・・・・・

走り出す汽車から敬礼をしながら、そんな母を見つめるサンちゃんの眼を、
三輪さんは今でも忘れることができないという。

額から血を流し、非国民とののしられながらも、
わが子を見つめる母の姿、
そしてそれがサンちゃんがみた最後の母の姿・・・・・
(サンちゃんは帰っては来ませんでした。)

なんとも言えないじゃないですか。

 

心を揺さぶるのは、数字よりもたった1人の具体的な事実

第二次世界大戦で犠牲になった日本人は310万人と言われます。
その途方もない犠牲者の数字よりも
たった一人の、サンちゃんのリアリティのほうが、
戦争の無意味さや
戦争の底知れない絶望感を伝えにはパワーがあります。

例える例があまり良くなかったかもしれません。

もうひとつ、具体的な例を出します。
(心苦しくなったら、読むのをやめて頂いても構いません。)

たった1枚の写真が、世界を動かした

シリアからヨーロッパを目指す400万人という難民
その難民の悲劇と受け入れ体制の理解は
なかなかヨーロッパ全体には伝わらなかった。
でも、
溺れたひとりの男の子の、たった1枚の写真
ヨーロッパの世論は大きく動きました。
(読者の方にご記憶のある方もいらっしゃると思います)

400万人の難民と言う数字よりも
1枚の写真。

これが人を動かす。
人の心に深く錨をおろすのは、
数字の大きさ、ボリュームなんかよりも、
超具体的な一つの事実なわけです。

 

”極私的なことこそ、広く深く伝わる。”

”極私的なことこそ、広く深く伝わる。”

だから、
伝えてたいこと、
伝えたいメッセージは、
極私的なここと絡めて
超リアリティをもって
描きましょう!

誰かがどこかで言ってたようなことを書いても
金太郎飴みたいなコンテンツが増えるだけで、全然セクシーじゃない。
(ネットビジネスの大半はそんなのばかり・・・レビューや特典も同じようなのばかりだしね)

極私的で自分にしかない視点をどんどん、
加えていきましょう。

そして、超極私的にどんがらせて絞ったほうが、
説得力があります。

 

変態的な利用者の意見ほど役立つ!

これは私の本業の事例ですが
アンケート調査をやってもその結果は往々にして思ってた通り。
これが普通なのです。

アンケート調査をしても、画期的な発見って、あまり、ない。
思っていることの根拠を数で裏付けられただけ。
まあ、それでいいのですが。

でも、商品開発や改善に本当に役立つヒントは
正規分布の山のはずれにいる、変な人の意見。
変態的な利用者の意見ほど役立つ知見が得られるのです。

数で大勢を担保するよりも
超極私的な、
エクストリーマーで、極私的な意見にこそ、伝わるヒントが、ある。

ちょっと例えがぶれたかもしれませんが、
”とにかく、極私的にこだわりましょう!”

 

”極私的なことこそ、普遍的”

”極私的なことこそ、普遍的”

当時売れっ子コピーライターだった林真理子さんは
電通報で語ってたのを覚えています。

極私的なことほど、広く伝わるということです。
広く伝える広告でさえ、極私的なことを求めている。

なので、例えば、自分メディアとしてのブログを作る際に、
プロフィールを超具体的に描くことをおすすめします。

通常のコンテンツも、独自の主観がいっぱい入った、わがままな内容のほうが良い。

”極私的なメッセージこそ、刺さるのだ!”

と言いうことを覚えておいていただくと
あなたのコンテンツはさらにセクシーになります。

間違いなく!

”極私的なことこそ、広く深く伝わるのだ。”

ブログコンテンツを作る際の参考にしてください。

相手(お客さま)との距離を一瞬で縮める方法  ~自己ブランディングの手法~

この記事も、極私的なことを武器に、仲良くなる裏技です(合コンでも使えます)。

ではでは、蒼井でした。

 

P.S.

うちの会社のコピーライターと雑談してて、
ブログライティングの肝についてディスカッションしました。
録音しとけば良かった!と思うくらい、
ライティング、伝わる文章のコツを話し合いました。
後日、お楽しみに。

(補足です)

コンテンツ量産の武器=アナロジー思考で解釈してみる

今回取り上げた4つの事象

・戦争の悲劇を伝えるひとりの思い出
・1枚の難民写真
・私の日常業務 (アンケート調査)
・林真理子の広告作成

一見、個別の現象として捉えると、
つながりがなさそうなことですが
”極私的なことこそ、広く深く伝わるのだ。”という一つの概念
共通項でくくると、同じ土俵に置くことができます。

これがアナロジー的な発想方法です。

アナロジー力を鍛えると、
コンテンツはいくらでも作ることがでできます。
アイデアの作り方の本質です。

結果を出せる文章を書くために

伝わる・揺さぶる文章を書く

私の提供するコンテンツは
自分ビジネスとして必要なスキルを3つに絞っています。

1. 自分の情報を発信するメディアを整える
2.文章力を磨く
3.コンテンツを作る

この3つがそれえば、自分ビジネス、ひとり起業での
コンテンツビジネスを作ることができるわけです。

会社にいながらでも、
もちろん、会社をスピンアウトして
自分の得意分野をもって起業することも可能になります。

鍛えるスキルはこの3つに、絞り込みましょう。
MBAなんかは、自分ビジネスで稼いだお金で、行けば良いわけです。
まずは、どんな環境でも、会社に居ても、プレナーとして起業しても、
マネタイズできるチカラを持ちましょう。あくまでも目的達成のための手段。

伝わる・揺さぶる
そんな中で良質な書籍を見つけましたのでご紹介します。

 

 

結果の出せる文章を身につける

山田ズーニー氏の「伝わる・揺さぶる!文章を書く」

これは売上を上げるセールレターを書く、
ネット上で反応率を高める、ギミック性に凝る、
キャッチーな小手先のテクニック本ではありません。

普段のブログコンテンツを作り際に役立つものです。

自分メディアを作った際には、ブログやメルマガでコンテンツを充実していくことが必要になります。

 

 

機能的文章術とは?

その際に役立つ、シンプルな構造を学べます。
そして私たちがビジネスで書く文章というのは
綺麗な名文ではありません。

結果の出せる文章。
目的を達成できる、機能できる文章こそ、
鍛える文章力なわけです。

村上春樹のような、セクシーでいかしたレトリックではありません(好きですが)。

目的から逆算して、
その目的が達成できる文章こそ、
コンテンツビジネスを行う私たちが身に着けるべき文章術です。
(術というほど、たいそうのものではないですが)

機能的文章術。
いわば、ファンクショナル・ライティング・スキル。

目的に律した文章術です。

 

 

進研ゼミと「ほぼ日」で鍛えたスキル

彼女、山田ズーニー氏は、
進研ゼミ(ベネッセ)の論文講座を長く担当されていた方で、
糸井重里さんの「ほぼ日」というブログでも有名な文章指導者です。

子どものころ、
「お母ちゃんこんどはちゃんとするから」といって
母親に何度も頼んだ進研ゼミ。
結局ほとんど添削は出しませんでしたが、
きっとそんな環境で接近遭遇していた人かも?しれません。
(進研ゼミ、ご経験ありますか?)

そんな彼女の文章の指導に、
『目的を達成する文章こそ、正しい文章』
という文章理念があります。

 

目標を達成する文章 3つの構成

どんな文章も3つの構成からなります。

1.論点・・・自分が取り上げたい問題、テーマ
2.論拠・・・意見の理由、根拠
3.意見・・・自分が言いたいこと(1についての自分の結論)

どんな文章の構造もこの構成になります。
この構造に、あらゆる文章の型、フォーミュラが包括されるわけです。
QUESTしかり、PASONAしかり、AIDAしかり・・・)

なので、たとえば
とにかくブログのコンテンツを作らなきゃ、
自分のコンテンツを作成する際などに、
この構造を持っておけば、
ぐちゃぐちゃな文章にならずに、すみます。

 

論拠→意見、意見→論拠の2点でも良い

極端な話し、

2.論拠
3.意見だけでも、良い。

そのほうが、ブログコンテンツを作っていく際には楽かもしれません。

論拠→意見を述べる。

あるいは、逆にして先に結論、主張を出す、アングロサクソン系のスタイル。

意見→それを支える論拠

その意見とは、
文章の目的、すなわち読者にどうして欲しいか?何を感じて欲しいか?

これを伝えるわけです。

 

キーメッセージを作り、最後に伝える

個人的には(蒼井流ですが)

意見→論拠→再度意見

というサンドイッチタイプがお薦めです。

その際に、最後の「再度意見」のときに、
伝えたいことを、
「読者に残りやすいキーメッセージ」に作り直して、書いておく。

これが、後々、効きます
この「読者に残りやすいキーメッセージ」が読者の心に残れば
後々、一人歩きをはじめます。

若干、広告屋が得意な分野になる化もしれませんが・・・・・。
これは、プレゼンテーションや、営業のスキルでも使えるものです。

「君の対案は〇〇〇ってことだね。」
「A社のプレゼンは〇〇〇ってことか、なるほど・・・。」
など、印象的なキーメッセージ(あるいはキーワード)を相手の心に残すことができれば、
その勝負、勝った様なものです。

まあ、そこまで行かなくとも、
文章の構造をすごくシンプルに、抽象化して捉えると、
文章は書きやすくなりますし、読んでいる人も分かりやすくなります。

 

文章の3つのシンプルな構造

まとめます。機能する文章の構造は、3構造。

 

1.論点・・・自分が取り上げたい問題、テーマ

2.論拠・・・意見の理由、根拠
3.意見・・・自分が言いたいこと(1についての自分の結論)

この3つを付箋や小さなシールにして、
PCのデスクトップにでも張っておきましょう。
俄然、コンテンツを作るスピードが、上がります。

この本は、コンテンツの作成に非常に良い教材なので、
もう少し噛み砕いて、使い方などを、
メルマガ読者専用サイトにアップしようと思います。

蒼井読者の方で、さらに向学心のある方は、ご購入いただいて学んでも良いと思います。
(アマゾンのユーズドで十分ですよ)
図書館で借りると、線引いたり書き込んだり、折ったりできないので、
ブックオフでも良いので文章術のチュートリアルとして
自分のものとしてお手元に置かれると良いと思います。

本なんか、中古で十分です。
それよりも、読んで、線を引いて、気づきを書き込んで、いつでも取り出せる手元に置いて置くことで、
本当に自分のスキル=血や肉になります。

この手の本はどれか数冊に絞り込んで、徹底的にマスターする。そんな気持ちで臨むと、身に付きます。良いものを探して、見つけたらそれを徹底マスターする。コツです。

「伝わる・揺さぶる!文章を書く」(山田ズーニー)

 

P.S.ちなみにセールスレターの鉄板型はこれですね。

 

1.問題提起
2.アジテーション(煽り立て)
3.解決策提供

このライティングについてはまた、改めて。

 

蒼井でした。

コピーライティングのコツをトップクリエーターから学ぶ、その2です。

コピーライティングのスキルアップに使えるねたをシェアします。

アドテック関西という広告・マーケティングのカンファレンスでの
ワトソン山崎氏の名言、2つ目の紹介。

 

「生理・本能を刺激する広告は強い。」

右脳を刺激せよ!
理屈で人は動かない。

人間の本能・理性を無視してはならない。
マーケティング・データ(リサーチデータ)なんて、
あてにしてはダメだと彼は言います。

最終的には「あなた自身がほしいかほしくないか?」
ここを大事にしましょうよ!
理屈やデータではないということ。

「個人の独自と偏見がユニーク性を作る」
ネットで強いのはまさしくこれ。
オリジナルコンテンツは、
個人の独断と偏見=主観でこそ成り立っています。

なので自分メディアで発信する情報のユニーク性=独自性は
あなた自身のルーツや趣味、好き嫌いで判断すればよいのです。

その見極めは、ある種の勘、
というと根も葉もないかもしれませんが、

コツは、
「生理や本能でみてみる」こと。
よく女性が子宮にびびっとくるって言うじゃないですか。
男は子宮がないのでわからないけど。
であれば男なら前立腺に置き換えてみる。
ぐらい生理レベルまでに突っ込んで考えるべきです。
頭じゃなくって、前立腺で判断する。
(これは蒼井解釈)
後は自分の原体験にまでさかのぼってみる。
「それは本当にワクワクするかね」そんな視点で判断してみる。
極めて、主観的にね。

「生理・本能を刺激する広告は強い。」のと本質は全く、同じです。

 

マーケティングデータよりも、自分を信じろ!

引き続き、山崎さんは、「オレがビッグデータ」だと言われてました。
名言その3ですね。

「マーケティングデータは、俺だ!」
くらいのスタンスのほうが、
よっぽどユニークでセクシーなコンテンツを提供できるはずです。
リサーチ結果に頼ると、丸っこくって、普通のものになっちゃう。

誤解が無いように!ここでいうリサーチは、数字やデータ的なものと解釈してくださいね。
コピーライティングの際に必要になるリサーチは、重要。
図書館で雑誌のバックナンバーを3年分もフォトリーディングすれば、
欲しいキーワード100個ぐらいはすぐに、出せます。

この「理性や本能を刺激する」点は、
先日慶応丸の内シティキャンパスで聞いた
大竹文雄先生の「行動経済学」の話がとても参考になります。

2時間のコマで、再確認できたのは、以下のコトバ。
(他にも多々ありますが今日はこれを)

「人は利得よりも損失を2.5倍、大きく感じる。」

 

「人は利得よりも損失を2.5倍、大きく感じる。」

得をするよりも、損をすることを伝えたほうが、
広告の反応率は格段に高まるということ。

この原理、コピーライティングでいろんな場で幅広く、応用されています。

例えば航空券の広告、2タイプあります。

A 効率的な航空券の買い方、お伝えします。
B まだ、無駄金を航空券に使いますか?

反応率の良いのはどっちでしょう?
(これは神田昌典さんの
あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ
からの事例引用です。
 まだ読んでない方は、ぜひ。コピーライティングの基礎と、DRMの基本が学べます。)

この反応の違いを理論的に説明できるのが、プロスペクト理論。
マーケターの神田昌典さんは「エモーショナル(感情)マーケティング」と言っています。
プロスペクト理論はネット上の購入促進にも応用されています。
効果的なので、悪用厳禁。

まあ、私たちは学者じゃないので
そんな理論をいかに自分のビジネスに使えるかを解釈して、
日々の作業に落とし込んでいく必要があるわけです。
この「悪用厳禁」プロスペクト理論のビジネスへの実践については
コピーライティングのスキルに直結するのでまた、詳しく書きます。

 

コンテンツに血の通ってないものが溢れて、うんざりしてきた。

今ネット上にの巷にあふれている、
ネットビジネスに関するこの手のノウハウ?コンテンツの多くは
血の通っていないものが多すぎ。

どっかの教材をリライトしたり(まあそれでいい部分も、”ある部分では”あるんですが)、
また聞きで、ほとんど実戦に使えないのがほとんど。
ただの”純粋な情報”。
(もうすでに”純粋な情報”には価値なんて、ないですからね)

なんかファストフードチック。
レトルトパックに入ったコンビニの総菜みたいなコンテンツ、
多くないです?
もうそんなのばっかりみてると、
なんかもうカラダの中に防腐剤の塊が胆石みたいにできそうな・・・。
そんなのが多すぎます。

蓋を開けた瞬間、終わる感じ。

アイキャッチ画像にしてもそう感じません?
ケミカル臭いリース写真ばっかで、ぜんぜん感じない。
理性と本能に刺さっては、こない。

 

コンテンツを読んでいただく相手は、人間であることを忘れずに!

「自分のリアルをもっと入れろ!」
と言いたくなります。

私はあくまでも既存知、情報が、
リアルな出会いやふれあいから感じた情報
→自分のフィルターで解釈
→実践に使えるカタチに”超訳”して
コンテンツにして発信しています。

打ち込むのは、液晶画面に向かってきキーボードをバチバチするのですが、
その先で読んでいただくのは、生身の人間。
そのことを考えて発信していきましょうよ。

 

先日も昔からあこがれのマーケターと1日一緒に過ごしました。
某所での講演会でした。
リアルでのマーケティング界の御大です。
神田昌典さんが絶賛されていた、彼の推奨本もあります。
彼の講演や、食事中の対話で得られた話を
ネットビジネスのヒントに”超訳”また紹介しますね。

キーワードは『シェア的』
シェア的だからといって、この話しを聞いた不動産屋さん、
シェアハウスを作ることじゃないですからね。

本質をいかに自分の商いに応用するかって言うことです。
この”コツ”さえ会得すれば、オリジナルコンテンツ何って無尽蔵に作れますから。

レトルト、冷凍チンのファストフード的ではなくって、
おばちゃんが作ってくれる定食屋さんのバカ受けカルビ丼みたいな
手作りのコンテンツをお届けしますね。

ではでは。
蒼井でした。

 

P.S.
メルマガ会員さま専用サイトに
コンテンツ追加しておきました。
ビジネスのお役立てば、うれしいです。

・「インターネットマーケティングの道具箱」にランディングページ作成時のチェックリストを整えました。これはうちの社員で、同時にパラレルキャリアでネットビジネスで稼いでいる後輩が作ったものです。シェアさせていただきます。これにコピーライティングのスキルをあわせれば、完璧です。

・「蒼井図書館」には「インターネットマーケティング最強の戦略」の紹介をしています。小川さんは激しいノウハウコレクターだけあって、良質のコンテンツを海外から引っ張ってくる力には一目置いている方です。
久々に読み込んでみて、ビジネスの構造を俯瞰するにはちょうど良い良著だと最近気づきました。

興味のある方はどうぞ。

アドテック関西から学ぶコピーライティングのヒント

「広告は永遠の邪魔者である」

『広告は永遠の邪魔ものである』
すべてはこの理解から始めよう。
ワトソン君。

こんにちは、蒼井です。

先日(と言っても2カ月くらい前ですが)開催された
アドテック関西に参加した時のメモです。
キーノートにご登壇されたワトソンクリック山崎隆明氏のけだし名言。
こんなCMを創った人。

ワトソンクリック 山崎氏の作品(一部)

ご覧になったこと、あるでしょうか?(事例が少し古いかも)

業界では現役バリバリ、超有名クリエーターです。
そんな一流クリエーターが、CM制作に臨む際の姿勢は、

『広告は永遠の邪魔ものである。』

今日はこのコトバからネットビジネスのヒントを考えてみたいと思います。

 

『広告は永遠の邪魔ものである。』

 

その心について。
誰も広告なんて見たくないはずなのだ。
飛ばしたい、必要ない。
みなさん、でもそうですよね。至極当然。

とにかく広告は、邪魔。
なくても、良い。
そして例えばそれは土足で自分のリビングに勝手にあがりこんでくるような存在。
最近はアドブロックという、広告表示を拒否できる機能も
iOSやChromeアプリなんかもに搭載され始め、
広告はまさしく”邪魔もの”、いよいよ肩身の狭い思いをしています。

だから広告には、”邪魔者であることを大前提としたサービス精神で満たされている”ことが必要。
狙った人、見て欲しい人=受け手が、
興味を持って聞きたくなる仕掛けが必要なのです。

 

コピーライティングは、出会い頭が勝負。

ご紹介したホットペッパーのCMは、
見た瞬間、掴む。

永遠の邪魔者である大前提に対して、
謙虚で、工夫をこらした取り組みが必要なのです。
ネットで展開するビジネスも、まったく同じ。

”出会いがしらが、勝負。”

 

これ、まさしく、そうですね!
ぐうの根も出ません。

ヘッドラインのつかみで言うと、
13文字で伝わる言葉を厳選せよ!
=ヤフーニュースのヘッドラインの文字数に合わせる。これと同じ。

メッセージを伝えること。
出会い頭のインパクト。
出会い頭のインパクトを作ることこそ、
興味を持ってもらえる、読まれる秘訣です。

 

コピーライティング、3つのnotの壁

出会い頭が勝負。

これって、自分メディアで情報を発信してマネタイズ(銭に替えていこう)とする、
ネットでのビジネスに、まったく被ります。

コピーライティングを学ばれた方なら一度は聞いたことがあるかもしれません。

情報の受け手3つの前提(3つのnot)
読まない not read・・・そんなもん、読みたくないよ、別に。
信じない not believe・・・というか、知らん人の言うこと、信用でけへん。
行動しない ・・・めんどくさ。なんでそんなことやらなあかんねん。

読者さん=受け手はこの3つのnotの壁を持っていることを大前提に、
私たちは謙虚に、そして”あふれかえるサービス精神”を持って
情報を発信しなくちゃいけませんよ。

ということです。

こんな状況を大前提とした”サービス精神”で満たされていることが必要なのです。
広告作りとまったく、同じ。

 

ネットビジネスで目指す姿勢も同じ

”邪魔ものからメンター(指導者・助言者)へ。”

これが私たちが伝えるビジネスの目指す姿勢(ビジョン)。
あるいはスローガン。

悪魔から天使へ。
このふり幅の広さ。

そう、まさしくそんなふり幅の広さが必要なのです。
そんなマイナススタートからの、謙虚さ。

これ、ポストイットにつけて、パソコンの貼っときましょう。
誤解しないでくださいね。

本質を伝える、価値のある情報を伝えるという意味で、
決して発信する情報が邪魔者である訳では、ない。

邪魔者だというくらいのへりくだった謙虚さ、
その謙虚さからのサービス精神が必要だ。

そいうことです。

 

コピーライティングのコツは

じゃ、
”邪魔ものからメンター(指導者・助言者)へ。”なるにはどうすればよいか?

“出会いがしらが勝負” 
ピン!と一瞬で価値に気づいていただくキャッチ―なコピー。

冒頭山崎氏のコトバ通り、
15秒で勝負する広告クリエイティブの姿勢が参考になります。

その通りにするのではないんだけど
その考え方でコピーを作る。

出会い頭のインパクトは、

意外性。
反逆。
自分の枠にない視点。

常識の反対を述べる。
意外性=裏切りのあること・・・ホットペッパーのCM、ですね。
反社会学的な視点・切り口姿勢も面白い。

肉を切らせて、骨を断つ。感じ。
批判されても、バズった効果の方が、ある。

 

最強の戦略は give ! give! give!

出会い頭で勝負するというのは、コピーライティングの姿勢。
少々、ライティングに自信がなければ、良い情報を与えまくるのが、一番です。
「返報性の法則」ってのもあるし・・・
あ〜、お伝えしたいことが増殖してきた。

「下手なライティングなんかよりもGIVE! GIVE! GIVR!」
これについてもお伝えしなければ・・・・・
この視点は改めてコマを作りますね。

要は、テクニカルな手法は、もうすでにネットや本に溢れ返っている。
そんなところにこれから自分メディアを持って突っ込んでいくには、
広告と同じレベル=”永遠の邪魔もの”であるというくらい、
へりくだった意識で入るほうが、
発信するコンテンツは、絶対に差別化できますから。

具体的ではないかもしれませんが、
この本質レベルから理解をしておけば、
いっくらでもセクシーなライティングができるようになります。

次は
ワトソン山崎氏の名言、もうひとつ名言

「生理・本能を刺激する広告は強い」

について、シェアいたします。

これは夕学五十講で聞いた、行動経済学のノウハウと合わせてお伝えします。

P.S.
昨日は終日、私淑している御大マーケターと終日一緒でした。
生の情報、またここでシェアいたしますのでお楽しみに。

本やセミナーで学んだことを活かせるシンプル・フレーム、作ってみました。

良くですね、本や教材を読んだり
セミナー聴いてほど!
と思っても、なかなか実行できない。
そんなこと、多くないですか?

蒼井です。

 

学んだことが、活かせない。

「それはまるで異国の国の事例だ。」
「あなたが才能のある人だからできたんだ。」

なんかいつもそんなエクスキューズ(口実)ばかり並べて、逃げて無い?
私はしょっちゅう、ありました。
今でもたまに、ある。
「宣伝会議」という広告屋の業界紙があって、
そこに載っている事例は大手のメジャーどころばかり。

私のような中堅零細代理店もどきでは、距離がある。

社内でセミナー講師をやるときも、
もっと明日から即役立つ話をして欲しいという
リクエスト?=わがまま要望を受ける始末。

学んだことが活かせない。
事例が応用できない。

 

学んだことが活かせない、その理由は?

それは、学んだことをそのまま応用しようとするからです。
事例やノウハウに高い再現性なんて求めては、N.G.です。

どうやって別環境で、自分なりに解釈してやってみるか?
そこでの工夫。

たいていの場合、まったく同じ環境で再現することは、まずありません。
本で学んだり、セミナーで知った知識は、
受け手によって、捕らえ方や解釈の度合いが、
それぞれの環境でまったく異なるわけです。

 

くらげ専門水族館の奇跡

先日、倒産寸前の加茂水族館のハナシを聴きました。
(@慶応丸の内シティキャンパス ローランドベルガー遠藤氏)

くらげ専門水族館に特化することで、V字回復。
倒産の危機から見事生還した事例。
くらげに特化してギネスブックにも載っている加茂水族館から学ぶことは
くらげを飼うことではありません。

・超特化すること
・現場の気づきを大切にすること

この2点です。

 

本質を引っ張り出す

くらげ水族館から学ぶのは、
くらげを飼うことではなくて

・超特化すること
・現場の気づきを大切にすること

この2点です。

くらげ専門水族館、加茂水族館を現象としたとき
応用できる本質を抽出すると、この2点になります。

これが抽象化というアプローチです。

くらげを飼うことを抽象化すると
くらげを買う必要はないし、
水族館でなくても、
何でも応用できる、使えるわけです。

 

抽象化の良くある誤解

良くある誤解は、
抽象化するというのは
“ぼかす”意味でとらまえてしまうこと。

これはロジカルシンキングの教科書や
情報教材でもたまに紹介されている例です。
たとえば、
犬と猫は違う動物だけど、
抽象化してペットというカテゴリーでくくれる
抽象化すると異なるものを同一にできる。

これが抽象化です、という説明。

でもね、
この説明は間違ってない。
間違ってないけど、この説明だと本質を見失いがちになる。
抽象化って“ぼわ~”とぼかす感じだという印象を与えかねない。

ぼかすのが本質に近づくのかというと
それは違う。

 

抽象化とは

抽象化とは
対象から抽出するという意味。

さっきの加茂水族館で抽出したのは

・超特化すること
・現場の気づきを大切にすること

この2点です。

これが抽出された=抽象化して取り出した本質なわけです。
読んで字の如し、
対象から、抽出するということです。
ぼかして、異質なものをくくることだけでは、ない。
くらげ水族館のハナシもこの2点であれば
自分のビジネスや、
お得意先のコンサルに応用できるわけです。

 

抽象化のフレームをつくってみました。

今日はですね、それを簡単におこなうフレームを作ってみました。
抽象化するフレームを作ってみました。

FullSizeRender(4)

『アナロジカル・フレーム』 2015(C)T.Aoi

超シンプル。
読者のみなさまに無料プレゼント。

真横に線を引っ張る(これが現象(具体)と抽象を分ける境界線)

□の現象を抽象化して◯(本質)を導く。
その◯(本質)を応用して異なる他の現象△に応用する。

ただこれだけです。

いつも頭の中にこのフレームをもって
本やセミナーを受けると、
得るものが格段に違います。

対話する感じ。
いつも「本質はなんなんだ?」と考える。
本質=◯を引っ張り出すために、
現象=本やセミナーや起こっている事例=□へ挑むという感じ。

現象から抽象化して引っ張り出した本質=◯はさまざまなものに応用できます。

□と△は単純にはつながらない。
(短絡的につなげようとするから、
 前述のように、応用できない、異国のハナシになってしまうのです)

でも抽象化して抽出した本質である◯を通じることで
△にも応用できる。

ある現象=□と他の現象=△が、本質=◯を経ることで繋がる。

 

新幹線のテロ対策を考えてみる

もう一つ事例。
たとえば、2020年
東京オリンピックに向けて
新幹線のテロ対策のために
手荷物検査を導入する。

というのは具体的な現象への対応。
もちろんそれもとても大切なこと。

本質的というのはもう少し目線をあげて、
そもそもテロが起こらない環境を整えるということ。
そんな視点で解決策を考えて見る。

そうなると、
世の中の仕組みとか外交政策とか
いろいろなものが対象になってくる。

極端なハナシかもしれないけど
小田原での新幹線事件と
安保法案(外国のテロリストを刺激しないという点で)は
テロ対策という抽象化された視点でくくることもできるわけです。

 

アナロジー思考をいつもこのフレームで臨んでみよう。

このフレームを常に起こっている現象にあてはめて、
起こってることの本質を抽出してやろう!
他に応用できるエッセンスを抽出してやろう!

という視点でのぞむと、いくらでも応用の幅が効きます。
応用できるアイデアも山ほど、出てきます。
ビジネス展開や応用の幅が各段に広がります。
アイデアなんて既存知の組み合わせだから、
このフレームの◯で異なるものをつなげることを考えれば、
いくらでも湧くわけです。

そして横の応用の幅が広ければ広いほど、発想はセクシーになる。

この思考法、少し専門的なコトバでは
「アナロジー思考」って言います。

私のメルマガコミュニティでではさらに突っ込んで具体的に情報提供してます。
ご興味のある方だけ、どうぞ。

 

コピーライティング・テクニックなんて要らない。本質的ライティングのコツ。

コピーライティング・テクニックなんて要らない。

というか基本的なコンテンツを作る際には、
へんなギミックに振り回されない方が、絶対いい。

テクニックやギミックに振り回されていると、
なかなか前に進めなくなる。
ノウハウオタクになってしまう、

だからずっと応用の効く、
ライティングのコツを。
本質的なラティングのコツをここでお伝えします。

ちょっと長いかも。
でも一気に読んでね。

ブログのコンテンツ作りで、ウンウン唸ってる方はだけ、どうぞ。
私が乗り越えて体現してきた方法です。

結論はこの一言。

”素肌で勝負しよう。”

結局僕らは社会に出てから、ピュアで素敵な魅力な素の地金の上に
ゴテゴテとパッチワークのようにいろんな知識を重ねて、
さらにその上にメッキを施してきてしまって、
元の形さえわからないくらいに変な形になった。
敏感さ、素肌感覚が麻痺してしまうくらい、
そんな変な(画像みたいな)カタチのくせに
バリバリに武装した気になっている。

リアルビジネスを確かなものにするために、
いろんなものを学んで身に着けてきた。

接待の方法や報・連・相、
まずは自我を壊すための飛び込み営業や、
やりたくもないゴルフ(好きなら別だけど)、
飲みたくもない気を使うだけのお酒(好きならいいけど)。

ご機嫌取りや、ネゴシエーション、変なしたたかさも、身に着けた。
クリティカルシンキングや、マーケティングなんかのノウハウ、
プレゼンテーションのスキルも、身につけてきた。
かっこよく言うとプラグマティックな武装。
(でも素の自分は覆い隠されてしまった)

それはそれで間違いじゃない。
強くなるために、勝つために、お客さんに気に入られるために。
自分から望んで身に着けたスキルもたくさん、ある。

でもね、
社会にでてからそんなことの繰り返しばっかりで、
純でピュアな素肌はすっかりそんなもので摺りきれてしまって
元の輝きどころか、
余計な鉄クズみたいなのがフジツボのようにこびりついてしまっている。

もう正しい方向とか、目指すべき方向へ首が回らないくらい、
そのゴミのパッチワークはガチガチに堅く、こわばりきっている。

感度はかなり鈍っている。

たとえばその姿は「千と千尋~」に出てきたヘドロまみれの神様のような感じ。
元の姿もわからないくらいに、変なものがまぶりついているのだ。
前に歩くのがやっと。

その感度を元に戻すには、
カラダの中のヘドロを全部出し切ること。
フジツボのようにこびりついたメッキをまずはがすこと。

千に自転車のハンドル=トゲというか蓋、栓を抜いて、
一気に噴出すごみやヘドロ。
全部はきだして一気に「あ〜良きかな〜」になって、
元の川の神様みたいな姿に戻るべきなんだ。

ヘドロをカラダに含んだパンパンのままの状態で
コピーライティングとかといった方法を学んでも、
ユニークなコンテンツは、まず、つくれない。

みんな同じものになっちゃうし。

お手軽なテンプレートで再現性を優先して、
「まずは真似から入りましょう。
 我流は、ダメですよ。」
 そのコトバ通りに、みんなやる。

それはあるブブンは間違ってはいない。
間違ってはいないかもしれないけど、
ヘドロやクズ鉄パッチワークのよろいのままで、
いかした文章や良質のコンテンツができるわけがないじゃん。

身動きできない、素の自分のカラダの芯の、
いちばんやわらかいところにアクセスできない姿勢で、
お手軽テンプレートだけ流用しようとするから
どいつもこいつも同じようなコンテンツを書いて、
似たようなブログやサイトが乱立するのだ。

とにかくメッキをはがそう。
ヘドロを抜こう。

そしてむき出しになった素肌で感じてみよう。
素肌で感じて、
素肌から発信してするのだ。

そうすると、他の誰の真似でもない、自分自身のオリジナリティが出てくるはず。

素肌の状態、
まだメッキやフジツボやヘドロのたまらない状態、
それは例えば社会に出る前の状態。
きっと高校生のころの自分かもしれない。
学生だったころに好きだったものを、もう一回見つめてみよう。

私は、それをやってみました。

ブログのコンテンツを作るのが苦痛で苦痛で、仕方なかった。
なにか出さなきゃ、という焦りから、ひねり出すのが必死だった。
とにかく、コンテンツが作れなかった。

でも、あるとき、ふと、気づいた。

もっと自分の地を出せばいいじゃん。
自分の発信したいことを自分のスタイルで出せばいいじゃん。

コピーライティングとか妙な教材とかで、
こうやるのが定石ですよとか、
こうしなければ“ならない”的なことばかり学んで
学べば学ぶほど自分のピュアな感度から遠ざかって、
自分らしく、なくなる。

こびた感?
誰に対して?
あほくさ。

だから
自分の内からの声に耳をすます感じ。

素肌をむき出しにするには、
自分の素肌がむき出しでヒリヒリして敏感だった頃に一度戻ってみる。

実家に学生時代に呼んだ本や聞いていた音楽なんかが残ってれば、
それを開いたり聞いたりするだけで、素肌むき出しのころに、戻れる。

剥けたばかりで、ヒリヒリの頃。

地で行こうよ。
コンテンツ作りに苦しんでいたら、
小手先のテクニックばかりに振り回されないで、
心のそこから書いてみる。

谷川俊太郎の
“みみをすます”
そんな詩のイメージで。

もうひとつのライティング方法は、
軽く酔っ払うこと。

ドランクライティング、酔法。
ジャッキー・チェンみたいなやつ。

少なくともピッチが上がる。
書きなぐってから、前後左右入れ替えて、化粧すれば
1,500文字程度のコンテンツはすぐにできる。
化粧は野口悠紀雄氏の本が一冊あれば十分。

前後左右論理構成を整えて、
ちょっと工夫を加えて、
いっちょあがり。

上っ面のテクニック、プラグマティックなものは
お化粧的にあとから追加すれば、いい。

とにかく、酔いのチカラを借りて、まずは、書きなぐる。

まとめます。

ライティングのコツ。

1.素肌の時代に戻ることと。

それは社会に出る前の自分に戻る。
そのためには当時の環境に自分を戻してみる。
少しヒリヒリして痛いかもしれないけど、
むき出しの素肌で勝負しようぜ。

さあ、その横っ腹に刺さったトゲを抜こう
あるいはカチカチのフジツボを、叩いてはがすのだ!

2.ドランク・ライティング=酔法。

軽く酔う。その勢いで、書く。
後で推敲。

以上、ライティングの本質的思考です。

P.S.

人がお互いの距離を急激に縮める
=親しみを増すのは7歳以下のことを共有できたとき。
これが共有できると距離が縮まる。

相手(お客さま)との距離を一瞬で縮める方法  ~自己ブランディングの手法~

地肌の時代に戻るとは
本質的にこのことに近いかもしれません。

P.S.2

コピーライティング、コピーライティングっていうけど
コピーって広告の世界だ。

ネット・ビジネスでテクニカル・スキルとして
コピーライティングといわれてるのって、
あれはただのライティング・スキルじゃん。

コピーコピーライティングってのはもっと
クリエイティブなもの。

まあ正解不正解はないけど、
コトバの定義ってお互いに握り当ていないと変なズレが起こるから。
ちょっとここでチューニングを。

コピーライティング悪魔の説得技法 野口悠紀雄氏のライティング作法

蒼井です。

この前のプレゼンで使って成功した、
“悪魔の説得技法”のご紹介。

悪魔の説得技法といっても、わけのわからない高額な情報教材なんかではなくって、
「超整理法」、「超整理手帳」で有名な野口悠紀雄教授の本。

「超説得法」

ライティングやチカラ、説得の技法、
文章やメッセージで使える武器をいくつか持つことは、
身を助けます。

ほんまに。

今日はこの本で得た具体的な手法を2つだけ紹介。
明日からすぐにでも使えます。
明日からと言わず今からのブログにでもどうぞ。

1.エピグラフ
2.バーナム・ステイトメント

まず、ひとつ目、エピグラフの活用成果について。

年度替り、5月始め、
諸々たくさんのプレゼンテーションがありました。
リアルビジネスの方でね。

1週間、ほぼ毎日企画書の締め切りがあって、
その翌週はほぼ毎日、その企画に対してのプレゼンテーションが、ある。
そんな時期がつい先週まで続いた。

その中のひとつ、
フィニッシュ直前に、企画を仕上げるブレーンから上がってきた内容がどうやっても、
げせん。

銭にならない=勝てない。
どうしようもなく、ダメ。

提出前日から、大幅にテコ入れ。
持ってるもの、ストックしている情報や
EVERNOTEに打ち込んでいる新聞記事のキャプチャー画像から、
いろんな形式でそのままろくにタグもつけずに保存している各種データを検索して引っ張り出してなんとか裏づけ補強を加えたり、
新しいコンセプトをムリくり開発したり・・・・・・

それでもまだ、不足していたので、
野口教授曰くの「魔女の方法」を借りました。

”権威を借りる”

賢者の言葉を借りることで、
企画書のステージ、権威性をあげようと考えたわけです。

著名人の文章や言葉の引用。
これがエピグラフ。

よくあるじゃないですか。

フランス文学者の言葉や
詩人、哲学者の言葉を本の章のはじめに配する。

例えば、こんなエピグラフ。
 

「なにをもって憶えられたいですか」   ピーター・ドラッガー

これ、いろんなところで使えます。
広告屋は、ブランディングのプレゼンテーションの一番最初のスライドに、使えます。
私も実際に何度か使った。
お得意先や案件を変えて、いろいろ使ってる(これ、結構強力)。
出典は「もしドラ」。
あの本からこのメッセージの使い方が学べた。
それだけで十分な収穫。

広告屋に限らず、
なにかことを起こす、
社内プロジェクトの企画書の冒頭でも、使えます。

結局、冒頭の締め切り直前ダメ企画書には、
あるエピグラフを加えることで、勝てた。
思惑通り。
してやったり。

快感。
こういう時、マーケター冥利に尽きるのです。

だからこのエピグラフ・プレゼン、今私のマイブーム。
(実際使ったエピグラフと企画書をテンプレート化しますね。
もちろん、案件がわからないように。こういうのをうまく活用して、リアル
ビジネス加速してください。
コミュニティの方に近々にアップしときます。)

次にふたつ目の、バーナム・ステイトメント(誰にでも当てはまる命題)。

これはね、占い師の技術。
「誰にでも当てはまること」を言って、その後の話を信じ込ませる。

「あなたは能力があるのに、周りの人がそれをわかっていない」

これって誰もが言われたがっている“究極の殺し文句”。
相手の関心を引くために、この一撃はとても有効なのです。

野口氏は“魔女の方法”という紹介をされています。
まあ、それぐらい効果的だということ。

野口氏がこのようなちょっとブラック的な方法を説得技法として整理したのは
どうしてもちゃんと、伝えたいことがあるから。

とにかく、今は情報量が増えた。
個人の発信する情報なんて、
砂漠の砂の一粒ぐらいになってしまって、
どうやってそこにたどり着いていただけるか?

これはもはや至難の技。
さらにそこからnot readの壁を越えさせるためには?

ちゃんと伝えるためにはある種の技法がある。
悪魔のチカラを借りれば良いわけ。

「あなたは能力があるのに、周りの人がそれをわかっていない」
まずこの趣旨の内容を最初に伝えて、
聞く耳を持たせる。
興味を引かせる。

これが「バーナム・ステイトメント」。

そのほかにもnot readの壁を越えるための様々なテクニックが紹介されています。

例えば、
山中教授の iPS細胞。
最初のiだけ小文字になっている。
IPS細胞だと硬苦しい。
みんなに広く知ってもらって、親しみを持ってもらえるために
iPod、iPhoneにちなんでiPS細胞と命名した。
この「一文字」で非専門家も含む、多くのひとの心をつかむことができたわけです。

ネーミングの大切さ。

世紀の大発見でさえ、そんな工夫をするのです。
ましてや私たちが発信する情報であればなおさらのこと。

野口先生がいう、ここに紹介されている悪魔の方法、魔女の方法をどんどんかりましょう。

この「超説得法」(野口悠紀雄)を教科書に
ライティングのミニ講座をやりたい。

「使えるプレゼンテーション・テクニック」。
「使えるライティング2015」とか。

本質まで理解して抽象化すれば、
いろんなケースで使える。
ブログコンテンツ、ランディングページ作成、日々のプレゼン、営業トーク・・・・・

普段講師もやってるからセミナーなら今、すぐにでもできるんだけど。
少なくとも高いだけでパッチワーク的な知識のコラージュの「扇◯マーケティング」なんかより、よっぽど良いものが作れる(しかしあれはちょっとひどいなぁ)。

講座にしたらある程度のコンテンツを整理しなきゃならないので時間がかかけど、
気が向いて時間が取れたら、
ちゃんと整理してみます。

教科書はこれ。

サザエさん症候群をダイレクト・レスポンス・マーケティングに利用する方法

今、日曜日の夜です。
先ほど『サザエさん』が終わりました。

明日からのしごとの憂鬱さを思い出す、“サザエさん症候群”(サザエさんシンドローム)の時間です。

 

こんばんは。蒼井です。

程度の差こそあれ、明日からの1週間を憂う、日曜日の夕方のサザエさん症候群(シンドローム)は、サラリーマンみんなの持病です。

かく言う私もご多分に漏れず。そうです。
サザエさんが終わる度に、明日からの1週間を考えると・・・・・
本当、いやですねぇ〜。

今日はこのサザエさん症候群を、ダイレクト・レスポンス・マーケティングに役立てて反応率を格段に高める手法を、お伝えします。

「ビジネスには当てはまらないな!」と思う前に、
ぜひ今日お話する本質を、応用してみてください。

私が広告会社時代に、クライアントの怒られながら実践で覚えた手法です。

その会社はみなさんきっと、既に名前だけは聞いたことがある(今は)大きな会社です。
健康食品のダイレクト・マーケティングで急速に大きく成長しました。

広告会社時代、その会社の事業展開のお手伝いをさせていただきました。
当時はまだとても小さな田舎の会社でした。

テレビショッピングなど、まだまだ手の届かない規模の会社。

その会社が全国へ通信販売を広げる為の足がかりとして最初の頃やっていたのが、全国各地の地方紙の記事体広告。
いわゆる朝日、サンケイ、毎日、読売の4大新聞は広告費も高く、エリアの絞り込みに小回りが効きません。

ローカル地域には、その県ならではの、ご当地地方紙があります。
静岡新聞(静岡県)、河北新報(宮城県)、信濃毎日(長野県)などです。

これらの地方紙は、その地においては4大中央紙よりも発行部数が多く、エリアにおいてトップシェを持っています。サーキュレーション(発行部数)が高く、一般生活者にもっとも届きやすい媒体なのです。

その地域のご当地新聞に、『記事のようなスタイルをした広告』を出します。
“記事体広告”というスタイルのものです。
(個人的には“記事態広告”という表現が正しいと思うのですが、なぜか“記事体広告”と表現されるケースが多いです)

広告枠だけど、新聞記事風なフォーマットの広告枠です。
新聞記事と同じような縦書きの文字で、約400字前後、
確かフォントも記事とかなり近いものです。
文字でじっくり読ませる広告です。

その通信販売の会社のお手伝いをしているとき、この記事体広告を、毎日毎日、来る日もくる日も書いていました。

400文字前後で、とにかく、お試し商品(フロントエンド)の申し込みをとること。

これが記事体広告の目的です。

格安のお試し商品をフロントエンド商品として、
幅広くお客さまを獲得して、
その後情報を提供し続けて
本商品をバックエンドとして売るというスタイル。

まさしくダイレクト・レスポンス・マーケティングですね。
大手の通信販売から、個人のアフィリエーターまで、基本の作法は全く同じなのです。

健康食品はリピート商品なので、
最初の広告費の反応率で大赤字でも、
リピート客が生まれることで大きな利益を生みます。
ライフタイムバリューに重きを置くわけです。
※ライフタイムバリューについてはこちらに詳しく説明しています。

そんなビジネスモデルの、最初のきっかけづくりが
地方紙の記事体広告です。こんなイメージです。

記事体広告

朝日新聞さんの記事体広告イメージ(媒体資料より)

時候の挨拶から始まり、
この季節、体調管理が大切であること。
○ ○はいかがですか?
その商品は、業界内で含有量が多いこととかの特徴。
限定○名様に、お試しセットを格安で販売。
○ 日までにお電話をください。

 

そんな内容を400文字程度に詰め込みます。

そんな記事を原稿用紙!(当時はメールじゃないのです)に書いて、
お得意先に確認いただいて、
新聞社に入校するわけです。

 

このお得意先のおかげで、実践レベルでのコピーライティングのスキル、ダイレクトな反応をとるライティング力は鍛えられました。

その後、この企業は大成長を成し遂げ、
健康食品のダイレクト販売メーカーとして名前くらいはみなさんご存知の会社にまで成長しました。
(最初の加速期、その一翼を担ったと個人的には自負しています。)

(無名の地方企業が短期間で大きく成長をのばす際の要因として
私が持っている大胆な仮説があります。
それもまたの機会にお伝えしたいと思います。)

 

そんな経験のなかで最も効果があがったコピーとオケージョン(タイミング)について少し触れます。(当然ですが100%同一のものは出せません。)

オケージョン(タイミング)は月曜日の朝。
コピーの内容は、
『憂鬱なブルーマンデーをこの商品がかえるかもしれない。』
そんな内容のコピーです。
(当然ですが使った100%同一のものは出せません。)

今週1週間が始まった。
休み明けでだるいな〜。
そんな月曜日の朝に、何か自分を変える手段になるかもしれないと案内される健康食品。

そんなオケージョン(シーン)に
こんな誘いのコトバで訴求する。

反応率は大きく高まりました。

サザエさん症候群の翌朝、
ブルーマンデー、月曜日の朝。
そこで打ち出すメッセージ。

1.ターゲットはサラリーマン。
2.オケージョンは月曜日の憂鬱な朝、いわゆるブルーマンデー。
3.ベネフィットは、そんな人生が、この商品で変えることができるかもしれない。

これ、コンセプトの3要素なのです。
※コンセプトの作り方についてはこちらに詳しく書いていますのでご参照くださいね。


オケージョン(シーン、タイミング)をきっちり捉えれば、
コピーの反応率はさらにピクンと!各段にあがります。

 

今回の説明は、特にオケージョン(シーン)に重点をおきました。
サザエさん症候群(シンドローム)というタイミングにあったコピーで、
自分ごと化させて高い反応率を稼ぐ。

そんな経験も、
現在のネットビジネスに役立っています。

 

明日は月曜日。
サザエさんが終わったあとの何ともいえない気持ちに、
刺さるコトバは何か?

考えてみるのも、ダイレクト・レスポンス・マーケティングの実践トレーニングになります。
明日の朝刊の折り込み広告に注目してみるのも手です。
健康食品系、自然の化粧品などのダイレクト・レスポンス広告が入っているかもしれません。
そのチラシの手法の本質を抽象化して、自分のビジネスに応用することを考えてみることも大切です。ぜひ、チャレンジしてみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
明日からの1週間、お互いがんばりましょう!

 

【追伸】
メルマガではさらに突っ込んだ秘密をお伝えしていきます。
ちなみに、ダイレクト・マーケティングでお客さまのリピート率(継続購入)の高い媒体(メディア)は何だと思いますか?
商品によって異なるのですが、アフィリエイトのヒントになります。
答えはまたブログかメルマガでお伝えしますね。

ライティングスキルアップ?「あぁ、悪いことをしてしまった!」感性の磨き方

今回はマーケティングやコピーライティングの基礎というか
土台となる感性の鍛え方(ファウンデーション・スキル)についてお話したいと思います。

こんばんは。蒼井です。

「あー、悪いことをしてしまった」

後悔の念が先にたちました。
先日の午後、本業での出来事です。

納期ギリギリで調査の報告書を仕上げている最中に、
たまたまとった電話が、オフィス用品のダイレクト販売の電話でした。

事前に電話をして、
承諾(パーミション)のあった事務所にだけ、
後から分厚いオフィス用品のカタログを送付する。
(いきなり送るよりも許諾を得ることでロスを減らす、見込み客の確度をあげるわけです。)

カタログが届いてしばらくしてから
再度電話をして、受注を仰ぐ。
そんなオフィス用品販売のビジネスモデルです。

その最初の電話、
「カタログを発送してもよいでしょうか?」という電話でした。

30〜40代女性の方です。
「オフィス用品の〜」という一声を聞いた瞬間私は速攻で、
「間に合ってますので要りません」とお答えしてしまいました。

彼女は特に粘ることなく素直に、
「そうですね、ありがとうございました。失礼いたしました。」と
静かに電話をおかれました。

私はその電話を秒殺してしまいました。

その電話を切った瞬間、
「あぁ、悪いことをしてしまった」と後悔の念が生まれ、
少しいろいろ考えてしまいました。

オフィス用品のアウトバウンド電話(一方的にかける電話)は
典型的な土足マーケティング。

仕事中に一方的にかかってくる、
自分の時簡に勝手に割り込むわけです。
(だから断って当然なのです)

おまけにオフィス用品の購入先なんて
ほぼ、決まっているのがほとんど。
そこにあとから入り込むには、なかなか大変です。

だから最初のアウトバウンド電話は、
無下に断られることが大前提。

要りません。」と、がちゃん!と切られることも多いと思います。
きっと精神的にもしんどいものでしょう。

私は仕事としてその電話をかける彼女のことを考えてしまいました。

何がきっかけで彼女がその仕事を選んだのか・・・・・
ここから先は全くの想像でしかありません。

想像というよりもむしろ妄想に近い。
というよりも完全な妄想です。

彼女にもきっと、守る家庭があるのでしょう。
(たぶん)共働きで小学生の子どもがいて、
子どもはお母さんが帰ってくるのを楽しみにしている。
彼女は仕事が終わって、夕ご飯の食材を買って家に帰る。
そして仕事の疲れをとる暇もなく夕ご飯をつくり始める。
子どもはその傍らで学校であったことを彼女に話す・・・

あるいは共働きではなく、離婚した直後で、
自ら収入を得る必要があるのかもしれません。
わかりません。

私の全くの想像、妄想でしかないので・・・

そんな彼女のバックグランド、
おかれた背景を(勝手に一方的に)想像すると胸が痛みました。

幸せな家庭を維持するために毎日がんばるお母さん・・・
そんながんばるお母さんの、
その仕事の電話を無下に断った私・・・

仕事だから仕方ない
そう考えるのが当然なのでしょう。
(普通はそれで良いのです。)

しかし彼女を
「忙しいときに電話をかけてきたコールセンターの迷惑な女性スタッフ」
ではなく
「子供のためにがんばるお母さん」
と(彼女のバックグランド、環境を勝手に想像して)捉えた場合、
とても胸が痛むのです。

いずれにしても、
私が無下に電話を断った(想像上では)そのお母さんも
その仕事
=コールセンターで成熟しきったオフィス用品の
カタログ送付の電話を朝から晩までかけまくる=

そんな仕事を、やりたいからしているわけではありません。

その仕事も家族との幸せな営みを維持するための
収入を得るためのただの手段にしかすぎません。

彼女がその仕事を選んだ経緯はいろいろあるでしょう。

きっと大変な仕事です。
でも(あくまでも想像ですが)家族の為にがんばるお母さん。

がんばって欲しいと思います。


想いを馳せる。
想像してみること。
別の角度で捉えて想像してみること。

多面的に捉えてみる。
ある立場の人の
バックグランドまで想像してみることで、

物事に気づくチカラとか
感度は豊かになります。

そんな些細なことから
新たに気づく気持ちを
ぜひ大切にしていただきたい思います。

マーケティングやコピーライティングのベースに宿る感性は
そんなこころの奥の柔らかいところを
いかに豊かに磨いたかによって育まれます。


私はビジネス、商いを行うためには
マーケティングのスキルや
ライティングのスキルよりもその前に
人のこころがわかる優しさが、
大前提、ベースに必要だと思います。

だから毎日の何気ない一本の電話、
そこでの偶然的な接触
(きっともう二度と彼女の声を聞くことはないでしょう)
その相手の環境を、(妄想的に)想像すること。

そんなことを日々のできごとでやってみると、
感性の土台を築いていくことができます。


そこから生まれるマーケティングのアイデアや
文章(コピーライティング)は、
あなただけの特別なチカラを発するものになります。

気づくチカラ、感度が高まれば、
ビジネスのチャンスはいくらでも生まれます。

一本の電話から鍛える感性の土台(ファウンデーション)。
そんな話でした。

お役に立てばうれしいです。

最後まで読んでいただいたあなたは、きっといかしたセンスをお持ちです。
ありがとうございます。

【追伸】

この気づくチカラ、感性を磨くことの
いろいろな参考図書はあるのですが
今日は即戦力的な本を紹介します。

阪本啓一さんという私の心の師匠です。
ご興味あれば読んでみてください。
ブログネタのベース、原石になります。

人によっては今日のような感覚を
長期的に磨くには
村上春樹氏の小説もいいかもしれません。

シニカルな主人公の目線は、応用できそうです。

「昼顔」から学ぶコピーライティングの鉄則=自分事でなければ伝わらない

今日(9月25日)最終回を迎えるフジテレビの不倫ドラマ
「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」

女性の日常を起点にしたドラマに
女性の視聴者を引き付けることの難しさについて、
プロデューサーの三竿玲子さんが
24日の日経MJの特集面で語られていました。

写真(40)

その中にファンが増えるブログの書き方に通じる鉄則を見つけたのでご紹介します。

こんにちは。蒼井です。

「昼顔」、直近の視聴率は16.7%を超えているようで、
最終回の今夜はツイッター、
明日は主婦コミュニティを含め、
話題として盛り上がるのかもしれませんね。

もともと女性視点の恋愛ドラマは、
非常にストーリーの設計が難しいらしく、
日常とのかい離があまりにもあり過ぎると、
視聴者はすぐに離れていくそうです。

「こんなの現実にあり得ない」
「私の感覚とは違う」
→面白くないドラマという評価でThe End。

だから、現実とは少し離れた世界、
あるいは、一般の人がなかなか知ることのない未知の世界の方が、
TV局としては物語をつくりやすいそうです。

女医や刑事、キャビンアテンダントなどが
主人公になるドラマが多いのはそのためです。

そんな中であえて女性の得意な土俵である恋愛をテーマに据えたこと。

恋愛こそ、誰一人としてまったく同じ感覚、見方、オケージョンはあり得ません。
自分事とは程遠いと感じると、すぐに見なくなります。
秒殺。

そんな恋愛ドラマに女性の視聴者を惹き付けるために求められるのは、
限りなきリアリティ。

「あした、あなたにも起こりうる物語」であることの演出が求められるわけです。

不倫はあってはならないもの。
だけど、日常の感覚や旦那さんへの不満、
女の業(ごう)の部分に
『この女心は分かる』と思わせる要素を忍ばせる(三竿玲子プロデューサー)
それが女性の視聴者を惹き付けるコツのようです。

女の業(ごう)の部分に『この女心は分かる』と思わせる要素、
すなわち“自分事化要素”をいくつも忍ばせているわけです。

読者を増やすためのブログも、まったく同じです。
このブログは
「自分事としてわかる」
「自分にもはてはまることだ」
「この人は分かってくれている」と思わせる要素
=“自分事化要素”を
いくつも埋め込むことがポイントです。

そうすれば、継続して読んでいただける読者は、必ず増えます。

そのために具体的にやるべきことは、2つです。

1.想定する読者を絞り込む(読んでもらいたい読者に憑依するくらいに)
2.絞り込んだ読者の“求めている価値を満たす情報、コンテンツ”を用意する。

この2つを徹底的に繰り返していくことが、読者を増やしていくブログのコツです。

自分の趣味を書けばいいという説もありますが、
求めていないものを書きつづっても、
独りよがりの随筆でしかありません。

想定する読者を絞り込むことの重要性についてはこちらもご参考にしてください。

ターゲットを絞り込むということの重要性 〜ペルソナモデルを描こう!〜

マーケティング=ターゲットの絞り込みといっても過言ではないくらい、重要なことをお伝えしています。

 

2.の「絞り込んだ読者の“求めている価値を満たす情報、コンテンツ”を用意する」には少しコツがありますね。

≪求めている価値を解釈して、その価値を満たす情報を用意する。≫

単に求めているものを用意するだけではなくて、
求めている価値を解釈して、その価値を満たす情報を用意するのです。

本当は副業なんてやりたいのではありません。
生活や暮らしの安心感を得るための手段を知りたいわけです。
その手段としての情報提供、という発想が必要なのです。

他に例えると、
「〇〇のイタリアンが食べたい」と言われて、
そのイタリアンのお店につれていくよりも
彼女がまったく知らない、
よりおいしいイタリアンのお店
(あるいはイタリアンというリクエストのジャンルを超えたおいしい料理)に
連れて行ってあげるほうが、
男の作法としてはセクシーです。

繰り返しますね。
≪求めている価値を解釈して、その価値を満たす情報を用意する。≫

そんな工夫ができると
あなたのブログはとても魅力的でセクシーになります。

「昼顔」の脚本家の井上さんが書く紗和や利佳子のセリフは、
既にネットで名言集として話題になっていますね。

私の好きなのはこのセリフ。

「男の人はいつもずるい・・・・・・
ドアを叩(たた)くくせに自分では開けようとしません。
女が鍵を開けて、ここだよとやさしく声をかけてあげなければ、
何事もなかったふりをして通りすぎてしまうのです」

(身に覚えのある方はいませんか)

9月に入り平均視聴率も15%を超えたそうです。
「子どもが寝た後、奥さんが1人で見ている」というケースが想定されるとのこと。

その理由は「女性同士の話のネタになりやすいから」。
放送の翌日になると「昼顔を語る会」を開く女性たちもいるそうです。

「そもそも背徳行為だからこそ、批判も含めて何でも言えるドラマになっている。心の底では『これは私の物語』という人もいるかもしれないけれど、女性ってそれは友達にも絶対言わないですし・・・・・」(三竿玲子プロデューサー)

恐るべし女性の業(ごう)。

しかしこんな現象がリアルで起きているのは、
このドラマが“極めて、自分事化”に成功した紛れもない証ですね。

そんな“自分事化”していただく視点で、
ブログをつくっていきましょう。

以上、「昼顔」から学ぶライティング講座でした。

最後まで読んでいただいたあなたは、いかしたセンスをお持ちです。
ありがとうございます。