ネットビジネス

もっともリピート率の高いメディアから、ネッビジネスのコツを考えてみる。

今は通販超大手ですが、ほんの10数年前までは小さな家内工業的な工場だった会社があります。
私はその会社でDRMの基礎を文字通りカラダを張って学びました。
(その通販会社の広告を担当するという広告代理店という立場で。)
ここでの経験、特に記事態(体)広告の作成は、今の自分のDRMの基礎になっています。

 

繰り返し購入するお客様を獲得できるメディアはなにか?

そこで得た知識、正確にはそこでお世話になったその会社の担当者から聞いた話しです。
(現在は日本中を飛び回る通販コンサルになってますが・・・)

「通販で繰り返し購入するお客様を多く獲得できるメディアはなにか?」

これ、かなり業界では有料級の話しです。

だから声を小さくしてお伝えします。
一度しか、言いません。

通販で繰り返し購入するお客様が獲得できるメディアは、

 

ラジオです。
ラジオショッピング。

 

テレビでも、ネットでも、折込チラシでも、雑誌でも、ない。

しかしですね、
と書くたびに、漱石の「こころ」の先生になってしまう。
「しかしで、しかしですね君、恋は罪悪ですよ。わかっていますか?」

戻します。

 

なぜ、リピート率が高いのか?

しかし、しかしですね、
ラジオの聴取率って、ご存知ですか?
そもそもあなたの周りにラジオを聴いている人が、いますか?
ビデオリサーチさんのこんな調査もありますが・・・。 

「ラジオ個人聴取率調査データのご紹介」

細かな数字はさておき、絶対的な数は少ないわけです。
でもリピート率が高いから、
繰り返し購入で利益を上げていく通販ビジネスでは、ラジオシッピングは狙い目なわけです。
では、なぜ
「ラジオを聞いている人はなぜ、通販のリピート率が高いのか?」
(もちろん扱う商品にもよりますが・・・)

今日はこの仮説を考えることで、
私たちのビジネスに応用できるヒントを探ってみましょう。
そこに、リピート通販ビジネスの真骨頂があるはず。
それを私たちのネットビジネスに応用しようという試みなわけ。

ではでは、いきましょう。

 

情報弱者のるつぼが存在する

ラジオを聞く人は、比較的高齢者が多いのも事実。
比較的高齢者は情報関与度が低い。
なので他に多くの情報に接することはない。
比べることも、レビューもほとんどしない。
比べたり、比較したりしないから、
今自分が買っているものが、絶対的なものになる。
比べる情報源が、(ほとんど)ない。

だから必然的に、継続的にリピートするわけです。

ある種の情報弱者(ネガな意味ではなく、情報格差があるという意味で)。

たとえば就職活動の時期に例年ニュースになる人気企業ランキング。
あれも企業情報に対しての情報弱者である学生が考えるからこそのランキングなわけです。
もっと良い企業は山ほどあるけど、学生が入手出来る企業情報は、少ない。
普段の生活に縁のある企業や、メディアなんかに露出度の高い企業に
人気が集まる。

 

情報は格差をつけると価値が生まれる

情報は、その情報を持っていない人にお渡しすると価値になる。
そこにコンテンツビジネスの存在価値がある。
=僕たちが情報を発信してそれを対価に換えるにふさわしい理由がある、のです。

情報は水と同じで高低差をつけると流れ始める。
情報を動かすには、高低差をあえて作ることが必要なわけです。
あなただけに教えてあげる=私だけが知っている。
はい、ここで、高低差が出ましたね。
知っている私は、知らない人に伝えたがる。

特定のお客さまだけを内覧会的などの秘密の招待会なんかをして、
SNSへの書き込みを期待するキャンペーンなんかはこの原理を使っています。

情報に高低差をつける。
すると情報は、高い方から低い方へ勝手に流れ始める。
バズ=口コミをおこすときの常套手段です。
知っているひとと、知らない人をあえてつくるわけです。

 

情報弱者=その情報を持ち合わせていないだけのこと

ここで、注目したいのは、
知らない人は、ずっと知らない領域で生きていく。
そういう塊=クラスターが存在するわけです。

世の中のことをすべて知り尽くすことなんて、できません。

私はマーケティングやリサーチ、DRMについては多少詳しいかもしれないけど
リサ・ランドールのワープする宇宙の秘密についてまったくの門外漢です。

世の中のことをすべて知り尽くすことなんて、できないからこそ、
自分が知っていることを、知らない人にお伝えする価値がある。
そこの価値に経済的なインセンティブの交換が生じる。

それが、儲け。

ただ、それだけのことです。

だから私たちがターゲットとするのは、
情報を持っていない人、
それを知らない人に、フォーカスすると、商いは永遠に成り立つわけです。

ネットでの情報発信にびびることはありません。
ほとんどの情報はもう既に出尽くしている?

そ〜んなことは、ありません。
その情報にまだたどりつけていない人は
山ほど、いる。

 

知らない人に、教えてあげるということ=意義のあること

知らない人は絶対にいる。
その人たちに届ける。教えてあげる。

情報は知っているひとから、知らない人に流れる。

あなたの持っている情報を
欲する人はこのようの中に絶対にいますって!

だからガンガン情報を発信していきましょう。

ということで結局言いたかったのは、
情報を知らない人はいる=情報弱者(情報を持ち合わせて居ない人)
その情報を持ち合わせていない人に情報を伝えることは、商いになる。

情報弱者は、その情報量が少ないことという意味です。
決して、弱いものいじめでは、ありません。

まだその情報を持ち合わせていない人に、
役立つ情報を提供して上げること。

これが商いの要諦です。

だからガンガンコンテンツを作って発信していきましょう!

 

予告です。
今考えている、ネットビジネスの3つのポイントをまとめました。
次回公開!

ではでは。

DRMだけじゃ危険!? 俯瞰して捉えるネットビジネスの本質

前回は時間的な距離を置いて
ネットビジネスの古典から本質を捉えてみました。

こんにちは。
蒼井です。

前回を時間軸とすると今回は横の軸、
ネットビジネスに少し幅を持たせた視点をもって考えてみたいと思います。

私たちが取り組むビジネスも、
前後左右あらゆる角度から捉えておくことで、
ブレのないビジネスの本質を捉えることが可能になります。

あまりにも目先の課題、ネットビジネスでのアフィリエイトテクニックに
近視眼的にならないこと(正確には近視眼的になりすぎないこと)。
虫の目線と同時に
鳥の目線を持つことが必要です。

そうすることで同時に直面するビジネスにおける、
様々な細かな作業の持つ意味がわかります。
例えば、
ただ単に、ブロックを積んでくれと頼まれて、
意味も考えずにモルタルを練ってブロックを積む作業は、正直不毛です。

風が吹いても
オオカミが襲ってきても
びくともしない家で安心して家族みんなで暮らそう!
そんな意味や目的を捉えて
一つ一つのブロックを積み上げる方が、
やる気も湧くし、
きっと仕上がりのスピードやクオリティにも差が出るはずです。
そんな視点を持つためにも、
ネットビジネスだけの視点から
少し幅を広げたマーケティングの視点をご紹介します。
お客さまが商品やサービスを買うときの意思や態度の変化を
ひとつのモデルを使って考えて捉える。

ネットビジネスでお客さまを捉える戦略の柱になる視点です。
「SIPSモデル」という生活者の態度変化のフローがあります。
この「SIPSモデル」はソーシャルメディア時代の生活者の行動をフローにしたものです。
広告会社大手の電通さんがコピーライトを持っている、
お客さま起点のコミュニケーション設計の流れです。

 

広告会社はこのような生活者の意識の流れを概念化するのがいつも上手いですね。
確かにこのモデルはとても良くできていて、
私たちのビジネスにも十分応用できるものです。
「SIPSモデル」、詳しくご説明しますね。
ソーシャルメディアが普及した現在の生活者がとる、
商品購入時の意識の流れは、以下の4ステップになります。


Sympathize  【共感する】
Identify  【確認する】
Participate  【参加する】
Share&Spread  【共有・共感する】

の4ステップで説明することができます。
各段階の頭文字をとって
SIPSというフローにしたモデルです。

 

 

生活者はまず、
企業の活動や姿勢に共感して、
その商品に興味や関心を持ちます。
その商品やブランドへの共感こそが、
関心のはじまりと捉えます。

これが一番目のSympathize【共感する】段階です。
この共感を得るために、
私たちが行うのは、ブログやSNS、メールマガジンなどでの情報発信です。

次に生活者は、
共感して関心をもった商品やブランドの
仕様や評価、評判などを
ソーシャルメディアの口コミなどで確認します。

いわば、“共感の裏取り”です。
これが2番目のIdentify 【確認する】段階です。
そして、確認して、いいなと思って、
資料を請求する。
お店に行って手にとってみる。
そして購入する。
ネットショップであれば注文する。
この段階が、3番目のParticipate【参加する】と言うものです。
ここで注目していただきたいのが、
『お客さまが商品を購入することを、その企業活動に参加する』と解釈している点です。

少し以前の企業活動だと、
商品を買っていただくことがゴールでした。
しかしこれからの企業は
お客さまが商品を買っていただくことが
ゴールではない。

買っていただいてからが、
企業とお客さまとの本当のお付き合いの始まり。
スタートだと考えましょう。

そう言う姿勢の意味なのです。
お客さまとの長い関係に軸をおく姿勢です。

『商品やサービスの購入=売り手に共感して、売り手の活動に参加する』
このように捉えること。
これがParticipate【参加する】という段階です。

そしてこれがSIPSモデルの肝どころです。
最後に4つ目のSです。
ソーシャルメディア時代、
生活者は自ら情報を発信する手段を持ちました。

買って良かった商品、
いいね!と感じた商品はブログやSNSで簡単にひろがります。

逆に粗悪な場合やサービスの対応が悪い場合も
ネガティブな評判がすぐにひろがります。
これが4番目のShare&Spread【共有・拡散する】という段階です。

ここで共有・拡散された情報は、
一番最初の企業や商品、ブランドに【共感する】という
SIPSの最初の段階にも影響を与えます。
つまりこの

S 共感する
I 確認する
P 参加する
S 共有・拡散する
→さらに
S 共感が広がる

の4段階は直線で終わるのではなく、ループを描くわけです。
そしてこのSIPSの流れのなかで
特に私が注目しているのは、

P 参加する
S 共有・拡散する

です。
さらに、さらに具体的に説明しますね。
この【参加する】段階では
お客さまを段階別に分けます。
ピラミッド型の階層構造になります。

下層がゆるい参加(資料請求や会員登録など購買の手前)です。
そして購入していただいた段階で初めてカスタマー(顧客)という
上のランクに上がります。
さらに固定的に購入いただけるようになったお客さまを
ロイヤルカスタマー(上位顧客)とします。

このお客さまをヒエラルキー、階層(レイヤー)で分ける。
この考え方は、お客さまのコミュニティづくりに応用できます。

例えば、ネットビジネスの場合であれば、

メールマガジン登録会員(=見込み客さま)→底辺
商品お買い上げのお客さま(=カスタマー)→真ん中
何回も買っていただくお客さま(=ロイヤルカスタマー)→頂上

と3階層できるわけです。

そしてそれぞれの段階に応じてコミュニティ化するわけです。
提供するサービスの内容も変える。

当然何回も購入いただいているロイヤルカスタマーには、
それ相応のメリットを提供します。

それが真のお客さまを平等に考えるということになるのです。
これは戦略的によくできた
百貨店などのポイントカードプログラムに見ることができます。
(お客さま生涯価値の視点はこちらもあわせて参考にしてご理解を深めてください。)
この手法をネットビジネスのコミュニティ、
お客さまとの長期的な関係作りに使わない手はありません。

そしてまた、そのサービスの質が高く、
満足度も高ければ、拡散していただける可能性も拡がる。

S 共有・拡散する

という段階に繋がるわけです。

 

大手の電通さんが、クライアント向けに開発されたこのモデルを、
個人事業主である私たちも自分のビジネスに身の丈大に噛み砕いて応用すればよい訳です。
購入いただくこと=自分に共感していただき、自分の活動に参加いただいたのだ。

と考えることで
購入者=お客さまとの関係は必然的にこれからがスタート、生涯的なおつきあいを価値の総額と考えることになるでしょう。
そんな関係づくりこそが
これからのネットビジネス、
アフィリエイトビジネスでも求められることです。

一部の先進的なアフィリエーターさんは
既にこのフローに沿ってビジネスを展開されています。
一時的に多くの方にお買い上げいただくことよりも
長期的に買っていただくファンをつくる方向へのシフトです。


ソーシャルメディア普及時代の生活者の購買態度変化
SIPS モデル

Sympathize 【共感する】
Identify  【確認する】
Participate  【参加する】
Share&Spread 【共有・共感する】

SIPS

※SIPSは電通さまの登録商標です。

私たちもこのフローを参考に、
お客さま=購入者さまとの長い関係=コミュニティを作るという姿勢で、
取り組んでいきましょう。

前回は“古典に学ぶ”という視点で時間的な幅に加えて、
今回は少し視点を広げた消費者行動モデルからの視点をお話しました。

とにかく前後左右見渡して、俯瞰することで見つける共通項が
ビジネスの本質なのです。

それをしっかり捉えることで、軸を捉えた
ぶれないビジネスを展開することができます。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
あなたは、きっといかしたセンスをお持ちです。
ご意見や、こんな情報が欲しいということがあれば
遠慮なく、なんでも気軽にお問い合わせくださいね。

私のメールマガジンでは、
さらに具体的に個人のビジネスに応用できる方法をご一緒に考えていきます。

蟻地獄が教えてくれるおすすめの副業(あるいは起業)

例えば、脱サラしてラーメン店を出す。

貯金と退職金を全部つぎ込んで念願のお店を出す。
サラリーマンの起業の選択肢としてあります。

味がこそすべて。
味が良ければ客は来る。

そんな勢いでお店を出した店主を知っています。

こんにちは。蒼井です。

そのラーメン店は海鮮風の出しで、確かにおいしく私も何度も行きました。
しかし立地に難がありました。

おいしければ、立地は関係ない。

というのは大きな間違いです。
それは不動産屋さんのアジテーション(そそのかし)です。

そのラーメン店は、信号の交差点のすぐそばにありました。
狭い路地で、信号待ちで列ができていると右折では入れない。
タイミング良く入れておいしいラーメンを食べたとしても
今度は信号待ちの列ができていて、なかなか外に出られない。

2年持ちませんでした。

脱サラや副業の手段として
立地に依存せざるを得ないビジネスに手を出すべきではありません。

それを教えてくれるのは蟻地獄(ウスバカゲロウの幼虫)です。
蟻地獄は、蟻の導線、蟻が来るところにすり鉢状の巣を作ります。
すり鉢に落ちてきた蟻を食べるわけです。

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蟻地獄は初めての巣を作る時、
まだ蟻を食べることができないので、
飲まず食わずで、体力を使いきって大きな蟻地獄を掘るわけです。

なにも食べずに、ありったけの体力を使い切り作り上げた蟻地獄は
あとは蟻が落ちてくるのを待つだけです。

でも、
蟻がまったく落ちてこなかった場合は悲惨です
お腹は空くし、
また新たに巣を掘るチカラは既に残されていないので
飢え死にするしかありません。

ありったけの退職金と貯金をはたいて
お店を出したけど
お客が全然来ないラーメン屋さんと同じです。

最近はコンビニエンスストアも多いですね。
コンビニの後に
居抜きで美容院や学習塾が入ったりしています。
たまたまうまく今まで蟻を食べていた蟻地獄も
隣にでかい蟻地獄が、これまたでかい巣をつくると、
今までよりも蟻を食べられる機会は減るかもしれません。

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立地に依存するビジネスは、まさしく蟻地獄のようなものです。

そう簡単に移転できない。
投資もかかるし、
突然予期せぬ競合ができたりする。

なにもわざわざこんな蟻地獄的なビジネスにチャレンジすることはありません。

インターネットを活用したネットビジネスは立地に依存しません。
お客さまは全国(全世界)が対象という
限りなき拡がりがあります
ラーメン店のように駐車場がないから自転車や徒歩で歩いてくる
半径400メートル以内の商圏の生活者という枠はありません。

販売するための媒体や仕組み、
お店に代わる=ブログを作るのにほとんど金はかかりません。
無料でも構築できます。
お小遣いに余裕があれば、さらに環境を整えられます。

それでもラーメン屋さんや居酒屋や
コンビニのチェーンのフランチャイズに加盟することは考えたら
雲泥の差です。
ほとんどゼロみたいなレベルです。

自宅で(仕事が終わってから)夜な夜なコツコツがんばれば、
そのお店に変わる仕組みを誰でも作ることができるわけです。

リアルな店を持つわけではないので会社にもバレることはありません。
自分の努力がモノを言います。

私がサラリーマンの副業、
あるいは起業を見据えた副業としておすすめするのは
インターネットを活用したネットビジネスです。
(あやしいことをしてはダメです)

欲しい人に、欲しいものを届けるという
マーケティングの原理原則をwebを介して実践すれば良いわけです。

長年看護師を務められて、
いただいた退職金で念願のカレーショップを開店したおばちゃんがいます。
カレーショップはおばちゃんの夢でした。
今、毎日毎日、カレーを作っています。
楽しそうなおばちゃんを見ていて羨ましくなり、
私も趣味のVespaのショップを開いてみたいなと思ったこともあります。

しかし、それはあまりにもリスクが大きすぎることを知っています。
環境は自分の努力ではどうしようもないところで突然、変わります。

大型ショッピングセンターができるので、
うちの店舗もリニューアルに向けての市場調査をしたい。
このような案件が広告代理店や中小企業診断士を通じて増えてきました。

おもてなしの接客力をあげれば、お客さまは離れないはずだ。
だから消費者ニーズ調査をしてほしい。

こんな感じです。

(接客力をあげればお客さまは離れない?
まさか。
そんな仮説は幻想です。
お客さまはそんな接客力なんか、求めていないのです。)

立地に依存せざるを得ないビジネスは、
自分の努力で解決できる以上に
巨大な変化がやってくるとひとたまりもありません。

立地に依存するビジネスはそんな蟻地獄のようなものです。

一方ネットビジネスは

・立地に依存しない →どこでもできる、お客さまは無限大
・投資が要らない  →スタートが早い(リーンスタートアップが可能)
・自宅で夜な夜なコツコツできる →バレない(複線的な収入の確保)
・在庫を持たない  →超低リスク

→誰でもチャレンジできる(参入障壁が低い)

とてもシンプルです。
シンプルですが、360度前後左右、
シンクタンク目線の結論です。

そんな視点でネットビジネスを捉えて取り組んでいきましょう。

相手(お客さま)との距離を一瞬で縮める方法  ~自己ブランディングの手法~

このブログでは私が現在実務で実際に活用している様々な道具、マーケティングの手法、情報収集や問題発見、問題解決の技法、コンセプトの考え方、ターゲットの絞り方などをお伝えして参りたいと思います。
ネットビジネスで役に立つのはもちろんですが、リアルなビジネスとしてサラリーマンとして会社に属している現在のあなたのビジネスでも役立ち、成果や信用の貯金につながるマーケティング・スキルをお伝えしていきたいと思います。

こんばんは
蒼井です。

このブログのテーマは、サラリーマンのための戦略的な副業手段のご提供です。ネットビジネスで役立ち、同時に現在の本業(いずれ本業と副業が逆転するかもしれませんが)にも役立つマーケティング・ツールです。
これらを実践することで、少しでも(現時点での)あなたの社内でのあなたの実績や評価、あなたを見る目が変わることがあれば、いいなと思っています。

今日ご紹介する道具は、コスト0で、今日から即、取り組める方法です。

マーケティングの基本はコミュニケーションです。
ネットビジネス、リアルビジネスに限らず、サービスや商品を購入していただくお客さまとのコミュニケーションがスタートしない限り、マーケティングにならない、商いはじまりません。
その商いをスムーズに始めるためのコミュニケーションを加速させるある方法をお伝えします。

とてもシンプルです。

 

“7歳以下の幼少期のことをお互いに共有する”

 

ただこれだけです。

初めて会う新規の商談のお客さま、なかなか距離を縮めることのできないお得意先の担当者、そしてネットビジネスでの見込みのお客さま、メールマガジンの読者などさまざまな、人との最初の出会い時のコミュニケーションの加速に効果を発揮するものです(社内の上司や部下はもちろん、合コンにも使えます)。

 

“7歳以下の幼少期のことをお互いに共有する”

 

人間の性格やキャラクターの幹になる部分は7歳までの幼少期の原体験で形成されるといわれます。幼少期の原体験は、心の底、記憶の一番奥の部屋にいつまでも残り、その後の人間性やキャラクター、考え方、生きる姿勢などに何らかの形で関わることになります。

自己分析の診断テストでも、今の自分ではなく20歳以下の自分を思い出して回答することを指示されるものがあります。それは20歳以下にその人の本質が宿っているからです。
それをさらに押し下げて、原体験、子供のころ、小学校に上がるまでの7歳以下のころの体験や思い出をお互いに出し合う。7歳以下の記憶は、自我がつくられる前、こころの心の奥の柔らかい部分に宿ります。

コミュニケーションをおこなう時、普段は記憶の一番奥の部屋にひそやかに隠れているこの原体験をおこしてあげるわけです。そしておこした原体験はやわらかく打ち解けやすい、(たとえば殻のない卵のようで)融合しやすいのでお互いに溶かし合ってひとつにしてしまう。そんなイメージです。

これは私の経験でも実感しています。
営業当時のパワハラ上司が子供のころ、阪急百貨店のレストランで食べた初めてのハンバーグのおいしさが忘れられずに、その後の大好物はハンバーグになったという話を聞いたときには、少し彼の見方がかわりました。
「鬼の子でなく人の子だった(笑)」

 

生意気で鼻持ちならないケバくてイケイケ(表現が古いかも)の派遣社員の女性。子供のころに田んぼにさいたレンゲで頭飾りを編んだという話をききました。とてもそのルックスや醸し出す雰囲気とは別物です。しかしそれを聞いた時も彼女に対する感情が変わりました。恋に近い、なんといえばいいのか、“忘れられない存在”になる。なんかそんな感じになったことを憶えています。今でもとても記憶に残っています。

 

また、書籍やブログしか読んだことがないのですが、心の中では“兄貴”と私淑しているマーケティングの心の師匠がいます。多くのマーケティングの実務書を書かれています。実際にまだお会いしたこともないのに、なぜ“兄貴”と思うくらい親近感を抱くことができたのか。その理由もまさしく同じです。私はその師匠の“子供のころ、幼少期の体験”を知っているからです。
その“兄貴“は、ある書籍の中でご自信のプロフィールを語られました。幼少期の頃、見ていたテレビ番組や住んでいた環境。両親の離婚。豊中から引っ越し母と尼崎の文化住宅で生活を始めたこと。私は”兄貴“について知ってしまいました。

 

絶対に営業に向いていない私は、苦しい営業時代にこのことを知り早速使いました。

しかし、突然、7歳以下の頃のことを教えてください。といっても、「いきなり何だ??」というおかしなコミュニケーションになります。7歳以下のことを共有する話の引き金としていくつか用意していました。
(もちろん会話の途中でうまく刺し込みます。)

 

社長のお好きな食べものは?→その食べ物は子供のころから好きでしたか?(私は刺身なんです。親父が大工だったので建前の打ち上げにもらう御膳をほとんど持って帰ってきてくれました。その中の刺身が大好きでした。)

スポーツ観戦はされますか?→子どものころからなされていたのですか?スポーツ少年団などに入っていましたか?(私はソフトボールをしていました。野球など見たことなかったので、半ズボンで初めての練習に行ったらみんな長ズボンで笑われました。)

クルマはお好きですか?→子どもの頃の移動手段は?(私の場合は母親のスーパーカブの後を兄妹で自転車コンボイでした)

 

何気なく会話の流れの中に自然に差し込んで、子どもの頃の話に収斂させていきます。
必ず自分の子どものころのこともお伝えします。

心の奥の部屋に眠っている柔らかい原体験をおこしてあげて、お互いに溶かし合あってひとつにしてしまう。
そんなイメージです。

 

他愛もない、世間話みたいなことなのですが、これはマーケティング・コミュニケーションの始まりとして非常に効果があります。
合コンでも使えます。お互いに気になる相手として、心の奥に自分の錨を沈める、アンカーを埋め込むことができます。(学生時代新聞奨学生だったので全く合コンに参加できなかった私は社会人になってこれを知ってからよく使いました。恥ずかしながら今の家内はそんな合コンで知り合いました。

 

マーケティングにはこのように心理学をベースとした技法がたくさんあります。
このブログでは、このような副業のためのネットビジネスだけではなく、リアルな本業にも役立つマーケティングの道具箱をわかりやすくご披露していきます。

 

“7歳以下の幼少期のことをお互いに共有する”

 

お金もかけずにお互いのバリアを溶かし、コミュニケーションのスピード方法です。効果は絶大なので、くれぐれも乱用はお控えください。

最後まで読んでいただいたあなたのセンスは、きっといかしています。
ありがとうございます。