夕学五十講

ストライプインターナショナル石川社長から学ぶ自分ビジネス

 
蒼井です。
 
earth music&ecologyで有名なアパレルメーカー、
ストライプインターナショナルの社長の話を
 
私が石川社長から聞いた話で、
自分ビジネス構築のヒントが得られたので皆さんに共有します。
お伝えしたいのは2点。
 
・路線転換 小さな変化でいいのでみずから起こしてみよう
・過去のなりそめを共有することで、共感者=なかまを増やすことができる
 
この2点です。
 
さっそくまいりましょう。
 
まず、1点目は、石川社長の講演のテーマから。
戦略のキーワードは「路線転換」。
これがその日、石川社長が伝えたテーマです。
 
今でこそ、大学生が就職したいアパレル会社ナンバー1企業。
売上高 1,400億企業。
来年上場?
読者の方も、earth music&ecology、ご存知の方も多いと思います。
宮崎あおいさんや、鈴木京香さん、広瀬すずさんのCMが今流されていますね。
 
そんな今や世界を目指すアパレル企業になっているストライプインターナショナル(昔はクロスァンパニー)。
その成長は、常に、「路線転換」を行いながら、拡大してきたそうです。
 
しかしながら、しかしながら
創業期の苦労は、半端ない物があった。
岡山の尖ったセレクトショップから、SPA(自社でマーケティングから製造、販売まで一貫して手がける仕組み)へ転換したきっかけについての話をいただきました。
 
創業4年目の大赤字。
工場には1億円の支払いがあるが、売り上げはまったく伸びない。
 
当時、14人いた社員のうち10人が辞表をだして退職。
 
やばい。
このままいけば倒産だ。
石川社長は、最悪、瀬戸大橋から飛び込むことも考えたそうです。
 
まさに、今だからこそ語れる話です。
 
そんな精神状態にまで追い込まれた時、
そこからどう「路線転換」してきたか?
 
ここがストライプインターナショナルの基本戦略「路線転換」の始まりです。
 
「路線転換」
 
赤字、社員がやめる、商品が売れないということ。
これは今までやってことが世間に評価されていない。
ということです。
 
であれば、そうであれば、今までと真逆のことをやるしかない。
まったく、逆のことをやってみよう。
 
もう、体質まで変えるくらい激しく変えてしまう。
血液型がA型からB型に変わるくらい、それくらいまったく、自分をリセット。
事業もリセットしなおした。
 
尖った、アバンギャルドな高級セレクトショップ。
これが世間には受け入れられなかった。
 
ならば、変えよう=路線転換だ!
 
みんなに受け入れられる、普通の服を、
自社で作って、廉価で販売することにしよう。
 
今までと、真逆に舵を切ったわけです。
 
その戦略は見事にあたり、
その後も常に「路線転換」をはかりながら大きく成長してきました。
 
もちろんその間も、常に試行錯誤と「路線転換」を繰り返しています。
 
ここから私たちが学ぶべきことは、人生でもビジネスでもキャリアでも、
適時なタイミングでの「路線転換」。
転職、起業まで大げさな物ではなく、
小さなレベルでの「路線転換」が必要な時があります。
 
「路線転換」しなければ、成長しない。とも解釈できます。
 
 
過去の成功事例にあぐらを書かない。
過去の成功を自ら破壊するくらいのことを意識しておかねば、成長の幅は、大きくならない。
 
大きなキャリアの変更を煽るわけではありません。
 
日々の小さな意識、行動を少し変えてみるだけで、将来は大きく変わる可能性が、ある。
そんな小さなことでも「路線転換」を常に意識を共有できたらと、思います。
 
朝早く起きてみる。
体重を減らしてみる。
駄文で良いのでブログを毎日書いてみる。
そんな小さな路線転換。
 
土井英司氏は、スクワットを1日1回、たった1回でいいから始めてみることを、
進めています。女性は脚が綺麗になります。まずは1日1回、ベイビーステップで始めてみましょう。
小さな「路線転換」が大きく未来を変える。
 
それは、新しい考え方をインストールする。
自分のOSのバージョンアップをはかる。
 
そんなイメージ。
 
セミナーや本で学んだこと。
学んだだけではダウンロードです。
解凍してインストールしましょう。
インストールしなければ、OSにも反映されないし、
インストールしなければ、ただのハードディク内のゴミです。
インストールしなければ、今までのPCのまま、です。
 
何か、少しでも「路線転換」を意識してみる。
 
未来から逆算で今の選択を、する。のも手だと思います。
 
もう一つ、お伝えしたいこと。
プロフィール=自分のなりそめ、過去を伝えることの重要性について。
 
例えば今回のような川社長のような過去の苦しい体験を知ってしまうと、
ストライプインターナショナルに対しての認識も変わります。
 
今まで彼に対してのイメージは
「地方都市発でこんな短期間で事業を拡大してよほど運のいいひとなんだな」
「蝶ネクタイばかりしてるドレスコード意味は謎だ?」
なんとなくというそういうイメージが強かったのですが、
このような、過去の体験を知ることで、親近感が増しました。
 
過去の苦労体験のカムイングアウトは、ファンを作ります。
 
「人の共感を得る=過去の苦しい体験を共有する」
というコミュニケーションの鉄則があります。
 
人は、過去の体験を共有できると、急速に近づくことができる。
合コンや初対面の方に受け入れられる鉄則ですが、
『お互いの5歳以下の思い出を共有できると、その間は急速に、縮まる』
これ、赤色で二重線。使えます。
以前のブログにも書いているのですが、合コンなどにも使えますので、一度お試しを。
 
これは、石川社長が言ってるわけではないのですが、
石川社長の話から私が関連を広げたものです。
 
つまり、コンテンツはそんな自分の知見、得意分野に芋づる式に話を広げていけば、
人の講演でも他人の書いた本でも、自分だけのオリジナルコンテンツに変換していけるわけです。
(今、オリジナルコンテンツを作る際に、とても重要なことをお伝えしました)
 
そんな、コミュニケーションの原理原則まで話を広げるTipsを与えてくれた石川社長に感謝して、
丸の内慶応MCCを後にしました。
 
蒼井でした。
 
 
ストライプインターナショナルの石川社長のお話は、
定期購読しているハーバード・ビジネス・レビュー11月号でも読みました。
特に、倒産寸前、最後にやめた10人目が残したメモからも、
目覚めるきっかけをもらったくだり、松下幸之助の本のこととか、
ほんま、苦労してるわと、
共感してしまいました。
 
過去の苦労体験のカムイングアウトって、ファンを作りますねっ!
 

ピータードラッガーのパラレルキャリア実践 

東京大学大学院 柳川範之教授の
慶應MCCでの「40歳からの会社に頼らない働き方」についての
講義録メモをもとに副業、「パラレル・キャリア」について考えていきます。
柳川氏の当日のお話しに蒼井が補足をおこなっていきます。
(前回の続きになります)

こんばんは。蒼井です。

前回を少しおさらいしますね。

成功には2つのパターンがあります。


1.もともと絶対的な能力が高いタイプ
2.リスクを避けるタイプ (リスクを分散しておくタイプ)

 

1は天才的なスターにまかせておきましょう。

私たちが(少なくとも私が)取り組めるのは
2のリスクを分散して、成功を目指すタイプです。

先行きが見えなくて不安なくせに、
社内規則でしかない副業禁止にびびって
本当に自分を守る可能性を放棄してしまうという意思決定が
本当に正しいか?

正しいわけはないですよね。


企業はリスク回避のために、
複数の選択オプションを持つことは戦略的意思決定の常套です。

 

当然個人もまったく同じで、
リスクを避けるために、戦略的に複数の選択オプションを保つ必要があります。

 

収入を一つに絞らないで副業を持つ。
ピーター・ドラッガーの言う『パラレル・キャリア』の実践です。

自分に責任を持ち、特定の組織に依存しない。
そして、自分のキャリアは自分で決める。

 

いきなり今の会社を飛び出すのではなく、
「副業」として取り組む。
本業を持ちながらサブとして取り組む、
収入の選択オプションを増やすということです。

 

その手段として「バーチャルカンパニー」をつくるのだと、
柳川氏は説きます。

 

「バーチャルカンパニー」というのは
何も法人格をもった組織を作ろうという意味ではありません。

少しずつ複数の仕事をはじめる
そして「パラレル・キャリア」を実践する枠組み、
複数の顔を持つためのフォーメーションを整えるという意味です。

そのための副業、フォーメーションを、
本業が(かろうじて)上手くいっているうちに、
走らせ始めておきましょうという提案です。


近い将来、日本人の働き方は
複数の仕事を持つ
「パラレル・キャリア」がスタンダードになります。
必ず、そうなります。

 

だから今のうち、私たちは先行しておきましょう。

まさか年金なんて期待していないですよね。
きっと、多分、maybe、
私たちは75歳すぎないともらえないわけです。
そんなもん期待しないで、現役で稼ぎ続ける。
それぐらいの気概が必要になります。

 

「パラレル・キャリア」を実践することで、
いくつになっても、一つの会社に縛られずに働ける。
いくつになっても、新たな能力開発、
教育を受ける機会が、今の会社以外のところで確保されている。
いくつになっても、様々なチャレンジができる。
いくつになっても、能力、技能、
そして年齢に合った働き方、場所を見つけることが可能になるのです。

 

この話は一研究員が一ブログで叫んでいるだけではありません。

柳川氏は国家戦略会議フロンティア分科会という
将来の日本の方向性を考えるメンバーにも加わり発言されています。

<フロンティア分科会報告書>
あらゆる力を発露し
創造的結合で新たな価値を生み出す
「共創の国」づくり

今後国家レベルで「パラレル・キャリア」は推奨されていくでしょう。


このように副業がやりやすくなることは同時に、
私たちに完全な自己依存型の働き方を請うわけです。
すなわち終身雇用、年功序列は完全に幻想になる。

 

柳川氏は続けます。

そうなった時に慌てないためにも今から
仲間を作ろう。
自分の能力や市場性を客観的に考えて、
自分に欠けているスキルを補ってくれる仲間見つける。
仲間で組んだチームを会社に見立てて
「バーチャル・カンパニー」として活動し、
最終的にはリアルな組織として起業を目指しても良い。

その仲間はリアルでもバーチャルでも良い。

ネットでもしっかり見極めると、
一生のメンターになる出会いもあります。
(本当にやさしい人を探すことです。人の魅力はやさしさ、これに尽きます。)

 

とにかくこれからはキャリアを一つに絞らない

たとえ40代 50代になったとしても
まだまだチャンスはいっぱいあるわけで、
決して先が見えたなんて思わないこと。

今の会社の価値基準を一度リセットしてみよう。
社外でも通用するスキルを磨こう。
会社が潰れても生きていけるスキルを身につける。

そのためにもバーチャルカンパニーで副業を積極的に行おう!
全てのエネルギー、特に時間を今の会社だけに注ぎ込むのはよしましょう。

 

ということで、
「パラレル・キャリア」づくりの選択オプションとして
いろいろシンクタンク的な目線と作法で研究した結果
ネットビジネスという選択肢を、私は選んだわけです。

 

その具体的方法についてこれからわかりやすくブログで紹介をいたします。
それが本ブログのそもそもの目的、使命ですし。

柳川氏の90分の公演メモはまだ続きます。
ご紹介したい知見がたくさんあるので、
追々、テーマを絞ってご紹介していきます。

 

最後まで読んでいただいた方は、きっといかしたセンスをお持ちです。
ありがとうございます。